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2022年9月30日 (金)

9月最終日

早いもので9月も今日でおしまい。
今年もあと3か月なのですね!?

昨日は体調不良でのお休みが3人も重なりましたが、今日は体調不良ではないものの、ご兄妹からお休みの連絡が入り、今日も人数少なめ。
9月最終週はなんだかとてもお休みの子が多かった気がします。

新型コロナは先行したほかの国と同じように、ピークを越え、随分収まってきているようですね。何度も何度も波が来て、そのたび感染力が上がったりと、いつまでも先が見えない状態でしたが、今度こそようやく、少し先が見えた感じでしょうか。

お休みの子が多かった分、明日以降振替その他イレギュラーのレッスンが入ったり、中学生は中間考査前で振替などがあったりと、10月スタートは気をつけて予定をチェックしておかなければという感じです。

今日は日中は暑さが戻り、日差しがきつく感じましたが、それでも随分過ごしやすくなりましたので、10月はレッスンだけでなく、問題作成などももっとしっかりがんばりたいと思います。

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2022年9月29日 (木)

なんとなんと!!

今日は起きてからメールチェックをすると、4年生の子達2人のおうちの方からそれぞれメールが来ていて、何かあったかな?と思ったら、それぞれに体調を崩してお休みとの連絡。2人揃ってお休みはなかなかないのでちょっと驚いていました。

1コマレッスンが空くことになったので、その間は教材作りなどをしようと思っていたのですが、出勤して、年中さんとのレッスンを終え、お休みになった子のおうちの方が宿題を取りに来てくださったので、少し話しをしていると電話が。

なんと!更に中3の子も体調を崩してお休みとのこと。
不幸中の幸いは3人とも新型コロナではないということですが、まさか、兄弟姉妹とかでもないのに、1日に3人も体調不良でお休みになるとは、なかなかないことなのでもうびっくり。

季節の変わり目のせいなのか、いずれにせよ、みんな早く快復しますように。そして、次回は元気な顔が見られますように。

9月のレッスンも明日でおしまい。
明日はみんな元気な顔を見せてくれることを願うばかり。

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2022年9月28日 (水)

紙と鉛筆

古い時代の人間だからなのかもしれませんが、パソコンにキーボードで文字を打ち込んで文章などを書くのと、紙と鉛筆(ペン)で書くのとでは、後者の方がストレスが少なく、集中も続くような気がします。

今日はレッスン後、問題作成をしていたのですが、文章や表現を考えながらパソコンに向かっていると、時間はあるのにどうしても集中できず、歳のせいかなぁと思ったのですが、その後、作ったパズル問題が正しくできているか確かめるために問題を解くのに、紙とペンに変えた途端集中力が復活しました。

もちろん、パズル問題を解く方が好きということもあるとは思いますが、試行錯誤をするようなときには、紙に書きながら考えをまとめていく方が上手くいくような気がします。

今の子ども達はデジタルネイティブとも言われて、生まれたときから当たり前にパソコンやスマホ、タブレットなどがある環境で育っている子が多いので、紙と鉛筆より液晶画面の方がいいのかもしれませんが、なんとなく、自分の手を動かして紙の上に文字や絵をかくというのは、タブレットなどの画面上にペンを使ってかくのとは、結構違いがあるのではないかなという気がします。
また、同じように、文字を読むにも、紙に書かれた文字を読むのと、液晶画面上の文字を読むのとでは、やはり集中度合いや頭に入ってくる感じに差が出るような気がします。

IT機器などの扱いに慣れているかどうかの差もあるのかもしれませんが、個人的には実際にかくことはこれからも大事にしたいなと思います。

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2022年9月27日 (火)

どうしたら解けるかな

教室に小さい頃から来てくれている子達は、自分で考えることは当たり前なので、初見の問題でも、私が「できると思う」と言えばすっと考え始めてくれますし、解き方を教えられずに自ら考えるということは、自然と、ああかな?こうかな?とあれこれ考えたり、試行錯誤することにもなります。
面倒な計算などは、何も言わなくても、何か簡単に計算する方法はないかなと考えたりすることもあるでしょう。

小さい頃にそういうことを存分にした子達は学年が上がっても、応用問題になっても、どうやって考えたらいいかなという風に問題に向き合えることが多いのではないかと思います。(実際、教室の子達は学年が上がったから急にできなくなるというようなことは、これまで経験がありません。元々苦戦していた子が引き続きとかいうことはあったとしても、それまでできていた子が高学年になって途端にということは、しっかり考えていれば起こらないのだろうと思います。)

高学年や中学生になってからご縁をもらった子達の多くは、解き方を習って、それを真似て解くことが当たり前になっているため、問題を前に、「さて、どうやって考えようかな」という向き合い方をすることが難しい場合が少なくありません。
ちょっと工夫すればとてもあっさり解くことができるような問題を、考えるより前に機械的に計算を始めるというようなことが起こりがちです。

お子さんに高学年、中学生、更にその先へと続く本物の力をつけてほしいと思うのであれば、小さいうちに存分に考え、試行錯誤する機会を作ってあげることはとてもとても大事なことだと思います。

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2022年9月26日 (月)

オフ

長年使っているスマホがそろそろ限界に近付いているのか、しばらく前から充電の接触があやしくなり、バッテリーの減りがやたらと速くなったりもして(バッテリーは1年半ほど前に一度変えたのですが…)、さすがに買い替えを真剣に考えなくてはと思っているのですが、買い替えたいものがなくて困っています…。

今のスマホは形も色も気に入っていて、外観はそのままで中身だけ交換が可能ならそうしたいぐらいなのですが、その後出された機種は全て、色が気に入るものがなかったり、デザインがイマイチだったり、機能が大きく変わりそうで躊躇ったりと、どれも決め手に欠けていて…。
安いものではない上、毎日頻繁に目にするものなので、気に入った色、デザインのものにしたいんですよね…。
ガラケーの頃から、機種変更のたび、さんざんあれこれ見て迷って、探して…を繰り返しているのですが、今回はいい加減決めないと壊れそうなので、本当に切実…。

世の多くの方はもっと簡単に決めて機種変更とかされてるんでしょうか…。
今日こそ決めようと思って店舗にも足を運んだのですが、実際の色が広告画像と違い過ぎて、結局決め兼ねて帰ってきてしまいました…。

さて、今週で9月もおしまい。
明日からまたどうぞよろしくお願いいたします。

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2022年9月25日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2022年9月24日 (土)

これは変化なのかしら

2年生のときにかけ算で躓いてしまったとのことでご縁を頂いた子が今はもう6年生。
苦手意識は随分前になくなって、4年生ぐらいからは学校の算数は得意といえるほどになったようなのですが、教室で見ていると、なぜか計算ミスや単位の書き忘れなど、少し気を付ければ減らせる間違いを多発するので、ずっと気になっていました。

おうちではやっつけで宿題を済ませている可能性もあったのと、直しが大量にあると先に進めず、高学年になったあたりで学校に追いつかれ、一時は追い抜かれたこともあったので、宿題をもっと真剣にやってもらわなければ、学校がどんどん先に行ってしまうことになるという話を私から伝えると共におうちでも今後どうするか話をして頂いて、その後、宿題の取り組みが変わったことはありました。

それでもまだうっかりミスはそこそこあったので、これはこの子の特性のひとつなんだろうかと、結構長らく気になっていたのですが、この数ヶ月、計算の正確性がかなり上がり、面倒な計算でも間違えることが随分減ったように感じます。
その結果、うちには週1回1時間しか来ないのに、安定して学校より先に進むことができているのでひと安心。

正確性が増した上に、応用問題も結構しっかり考えられるようになったのは、やはり本格的な変化なのかなと、もしそうであれば小学生の間にぐっと伸びてくれてよかったなと思います。

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2022年9月23日 (金)

オフ

またも台風が発生したとのことで、今日は影響があるのかなと思っていましたが、幸いこの辺りはさほどのことはなく、明日もいつも通りレッスンができそうです。(でも、少し東では緊急安全確保が発表されたりもしているようで、被害が小さく済むことを祈るばかりです…。)

今日はお休みなので衣替えをしようと思っていたのですが、結局生産的なことは少ししかせぬまま1日が終わろうとしています…。
それにしても、一気に季節が切り替わった感がすごいですね。
明日もどうぞよろしくお願いいたします。

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2022年9月22日 (木)

今日は穏やかに。

今日はお休みの子もおらず、来てくれた子達はみんな概ね好調。ぼーっとしていたり、頭が働いていなかったりする子はいませんでした。
涼しくなって数日経ち、落ち着いてきたのかもしれません。

1学期は学校で激しく消耗して、レッスンどころではない時期があった子は、2学期が始まってからどうなるか心配でしたが、今のところ表情を見る限り大丈夫そうでホッとしています。
算数が苦手で来てくれた真面目な性格の子は、1学期には随分いい感じになっていたのに、夏の間どうも不調で気懸りでしたが、今日は表情が柔らかく、比較的すんなりと反応もしてくれて、これまたひと安心。
数学で苦戦してご縁をもらった中学生さんも、まだ学校でも習っておらず、私ともこれから初めてするという単元を、多分分かると思うから、まずは考えてみてくれる?というと、大半を自力で解くことができ、また、以前は最低限絶対覚えていないとどうにもならないような公式(円の面積や円周、錐や球の体積の公式など)もあやしかったのが、かなり頭に入っている様子で、その子のがんばりが見えるようでした。

秋は何かと忙しい季節かもしれませんが、学びにもいい季節ですから、今日みたいな日が続くといいなと思います。

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2022年9月21日 (水)

お天気のせい??

今日は通常のレッスンのほかに1件振替のレッスンがあったのですが、ようやく涼しくなって、集中しやすくなったのではと思うのに、あれれ?どうした??という子が何人か。
それも、普段はしっかり考えられる子、元々地頭がかなり恵まれている子、そんな子達が、いつもなら絶対しないであろうミスをしたり、問題を解くのに必要なことを説明したのが全く耳に入っていなかったりと、何度も「どうした??」「え?何かあった?」と言ってしまうような状態になりました。

学校によっては運動会の練習や音楽会の練習など、普段より体力を使うことがあるのかもしれませんが、せっかくの過ごしやすい季節、いい状態でレッスンに臨んでもらえたらと思います。

それにしても、台風一過の後、一気に秋になりましたね。また数日で暑さが戻るのかもと週間予報を見ましたが、もうずっと最高気温が30度になる日はない予報。このまま涼しくなるのでしょうか。

朝晩は肌寒いぐらいですから、風邪などひかぬよう気を付けたいものですね。(もちろん新型コロナも。)
今週は金曜が祝日でお休みになりますので、明日レッスンしたら飛び石で次は土曜。子ども達は今週は金土日と3連休なんですね!

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2022年9月20日 (火)

賢いとは

私達は日常生活の中でたびたび「賢い」という言葉を使うことがあるかと思いますが、子ども達と一緒に学習を進めていると、「賢い」というのはどういうことなんだろうと思うことがあります。
例えば、いわゆる天才といわれるIQ130overの方たちは間違いなく「頭がいい」のだろうと思います。多くの人が理解するのに時間を要するようなことも、いとも容易く理解してしまう方たちは「賢い」と言えるのかもしれません。

ですが、私達はしばしば、学習に関してはテストの点数がよいこと、通知表などの評価が高いことを指して「賢い子」ということもあるように思います。もちろん、点数が悪いことと比較すれば、よい方が賢いのかもしれませんが「賢い」というのはかなり抽象的な言葉なんだなと思います。

今一緒にレッスンをしている子の中に、数学以外はテストでいい点数を取り続けているという子がいて、ほかの教科で安定して得点できるのであれば、頭はいいのだろうと思うのですが、数学を見ていると、他塾で習ったことの多くを忘れており、習ったことも、どうしてそうすれば解けるのかを考えることはほぼない様子で、問題を前にして、こんな感じで解くんだったっけ…という取り組み方をしているように見えます。
少なくとも、その子は数学の学習の仕方は頭を使って考えているという感じはなく、応用問題が苦手というのも当然といえば当然だなと。

それでも、その子のことではなく、一般的に暗記が得意、習ったことを使って処理するのが得意というような子はテストではそれなりに点数が取れますから、「賢い」と言われることも少なくないのかもしれません。
ただ、個人的には、しっかり頭を使って考えられる人が「賢い」のではないかと思っていますし、そういう人は社会に出てもしっかりやっていけるのではないかなと思います。
ですから、私は後者の「賢い」子どもを育てるお手伝いをしていきたいと思います。

 

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敬老の日

敬老の日でしたが、今日は一歩も家から出ずに過ごしました。
ありがたいことに、この辺りは多少風が強いかなというぐらいで、家にいる分には台風と気づかないぐらいでしたが、影響が大きい地域の皆様は被害が少しでも少なく済みますように。

土曜の時点ではもしかしたら火曜は警報でレッスンをお休みにしないといけないかもしれないなと思っていましたが、この分だと大丈夫そうですね。もしも警報等でレッスンをお休みにする場合は個別にご連絡させて頂きます。

今週は今日も祝日、23日金曜も祝日で、レッスンは4日間ですが、今週もどうぞよろしくお願いいたします。

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2022年9月18日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2022年9月17日 (土)

もどかしいけれど。

今の日本の学校制度では、公立の小中学校はみんな決まった年齢になれば小学生になり、特別な事情でもない限り、成績などは関係なく、年齢と共に学年が上がり、小学校は6年、中学校は3年で卒業するので、ひとりひとりの子の成長スピードや能力などはほとんど考慮されていないと言えるのではないかと思います。
その上、全員が同じカリキュラムですから、得意な子も苦手な子も、同じものを与えられ、同じように進まねばならないことも多いでしょう。

教室でご縁を頂いている子の中には、もしかするとただ単に成長スピードがゆっくりなだけなのではないかと思うような子もいます。
理解できるまでに時間はかかるものの、算数のセンスは感じられるというような子もいます。
もちろん、算数が大好きで学年より遥か先の内容でも労せず理解してしまうような子もいます。

理解が速い子は授業が退屈というような困りごとはあるかもしれませんが、まあ、それなりにやっていける場合が多いかと思いますが、理解するのに時間が必要な子、ペースがゆっくりな子は、もしかすると進むペースを落として、その子がしっかり理解できるようになってから先に進むということを繰り返していけば、どこかでペースが上がって、最終的には6年間のカリキュラムをこなせるなんてこともあるかもしれませんし、仮に6年で終わらなくても、きちんと理解しながら進めるのであれば、勉強嫌いにはならないかもしれません。

お困りごとがあってご縁を頂いたある子は高学年に差し掛かり、授業の進度も内容もこれまでよりハードになってきています。そのため、意味は理解できていないものの、解き方を覚えて解くというようなこともせざるを得ないところが出てきています。
ですが、その子自身は明らかに色々な成長を見せていて、できるようになったことがたくさんあり、単に成長がゆっくりなだけなのかもしれない。進度を気にしなければ、きちんと理解して先に進めるかもしれないのに…と。

ただ、そんな中でも、その子自身が考えられる方法、理解できる解き方というものがあれば、たとえそれが手間のかかる回りくどい方法であっても、ひとまずそれをよしとしてあげたいと思います。

その昔、教室を始める際にお世話になった先生が、積み木などの数を1個1個数えさせてはいけないとおっしゃいました。数える癖がつくと、能力が低いところでとどまってしまうのだとのことでした。
そういう面は確かにあるようには思いますし、算数が得意な子は1個1個数えるということは確かにしていないように思います。ただ、数えて確かめなければわからないという段階がある子に、数えるなといえば、その子は当てずっぽうで答えを出すしかなくなります。数えなければ分からない子には数えさせて、それを少しずつ減らしていくというステップが必要なように思います。

それと同じように、学年が上がればみんなが理解できるなんていうことはなくて、数の感覚が伴なっていない状態で桁の多い計算をするとなると、それはもう解き方を覚えて機械的に処理をするしかないわけです。
ペースがゆっくりの子の場合、学校の進度を気にすれば、そういう勉強になってしまう部分も出てきてしまうのがジレンマです。

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2022年9月16日 (金)

可哀想だけど

1年生から通信教材のタブレット学習や塾などに行っていたものの、しっかり考えずに適当に答えて、間違っていたらまた答えを変えてという感じの勉強が癖になっている気がすると、おうちの方が心配されてご縁を頂いた2年生さんは、もしかすると算数が好きではないのかもしれませんが、具体物を見せているのに見ようとしなかったり、しっかり考えることなくなんとなく答えを書いてこちらの反応を見てきたりと、残念ながら、つけてほしくない癖がかなりしっかりついてしまっている状態です。

好きではないものを集中して考えるというのは苦痛だろうと思いますが、まだ低学年であることを考えると、今の段階で、自分が何をしているのか、なぜそうすれば解けるのかを理解しないまま、解き方だけを覚えて答えを出すということをよしとしてしまうのは、この先の長い学校生活を考えると、本人にとっても幸せなことではないように思います。

癖が抜けるまでは本人にとっても、根競べをする私にとっても辛い時間が続くことになりますが、少しでも早く、自分でしっかり考えて解けたときの気持ちよさを感じてもらえるよう、私もがんばりたいと思います。

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2022年9月15日 (木)

いい表情

ある中学生さんは、なぜなのか(単にそういう性格なのかもしれませんが)あらゆることに自信がないという感じで、数学が苦手ということで来てくれたものの、その自信のなさのせいで、できるものまでできなくなっているのではないかと心配になることもあります。
それでも、このところ、なんかちょっといい感じなのでは?と思うことが増えてきて、そのたび、少しでも自信を持ってもらえたらと、「なんかいい感じやん!」「そう、その通り!」などと、その子が自力でできたときには積極的に声掛けをするようにしています。

苦手ながらも一所懸命考えようとしてくれているのは伝わってくるので、小さな「できた」を積み重ねて、少しずつでも苦手意識がなくなってくれたらと思うのですが、今週のレッスンでは問題に関係しているものの、まだ学習していない内容に関することがいくつか出てきたので、今後学習する際に「あのときの話はこれか!」と思ってもらえたらと、少しだけ話を広げてみたりしました。

二次方程式で物体を上に投げ上げる問題が出てきたとき、地上から75mの高さにあるのは3秒後と5秒後という答えが出たのですが、どうして答えが2つあるか分かる?と尋ねてみました。
すると、しばらく考えて、なんとなくうっすら分かったような…という反応だったので、次に学習することだけどと二次関数のグラフを見せ、その名前が「放物線(物を放る線)」だと言ったところ、突然ぱっと表情が変わりました。
そして、3秒後は投げ上げたときで、5秒後は落ちてきたときだと答えてくれました。その流れで、「じゃあ、一番高く上がったのは何秒のときかわかる?」と尋ねてみたところ、少し考えてから「4秒後?」と答えたので、簡単に上が凸の放物線を描いてから、「じゃあ、落ちてくるのは何秒後か分かる?」と尋ねると、グラフを見て「8秒後?」と。
全部答えられた後、二次方程式で解いてもらったことで、答えの意味がより理解できたようで、明るい表情をしていました。

更に、もう少し話が脱線し、三平方の定理の話をすることになったので、直角三角形の図をいくつか書いて、3つの辺にどんな関係が成り立つかを考えてもらいました。もちろんこれはヒントも結構出しましたが、最終的に、それぞれの辺を「平方(二乗)」してもらったところ、その数字を見て「あぁ!」と自然と声が出ました。
その子と三平方を学習するのはもうしばらく先になりますが、苦手な数学で教えられなくても気付いた気持ちよさは少し感じてもらえたかなと思います。

受験までリミットもあるので、教えて覚えてもらわざるを得ないところも出てくるかもしれませんが、少しでも苦手意識が和らぎ、楽しいと思ってもらえることが増えるといいなと思います。

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2022年9月14日 (水)

大切だけど時間がかかる

小さい頃から一緒にレッスンをしている子達の場合はあまり困ることはないのですが、学年が上がってからご縁をもらった子達の場合、算数や数学で困ってから来てくれる場合が少なくない上、授業の進度も低学年などと比べると速くなりますから、理解できるまでずっと足踏みしているわけにもいかなかったりもします。

一般的な塾や学校などでは、先に解法の説明から入って、それを真似て問題を解くという授業をすることも多いのだと思いますが、それをすると、ある程度予定通りにカリキュラムを進めることができますし、考えることが苦手な子でも、とりあえず問題を解くことはできるので、指導者側もなんとなく満足してしまうこともあるかもしれません。(満足していなくても、それ以外の方法がないということもあるかもしれませんが。)

うちの教室では、基本的に解法を教えて問題を解かせるということはしませんが、問題をクリアするペースがゆっくりの子などは、学校が先に行ってしまうのも困るので、どこまで助けるか、どこまで教えるかの判断に迫られることがあります。
今日のレッスンの子は夏休みにがんばってくれたので、進度には多少余裕があるのですが、二次関数を学習していて、今日は変化の割合もすることになりました。

二次関数の変化の割合の求め方は、ただ答えが出せればいいのであれば、与えられたxの値を式に代入し、(xの増加量)分の(yの増加量)を計算すればよく、xの変域が0をまたいでいるときは、yの変域のどちらかは0になり、xの変域で与えられている値のうち、y軸から離れている方の値を代入して計算すればいい…というように、解き方、考え方を教えれば、その場では大半の子が解くことはできるようになるだろうと思います。
また、自分が何をしているのか分からなくても、計算の仕方、ルールを覚えてしまえば、正解に辿り着くことはできます。
ただ、それは本当の意味ではその子にとって何の学びにもなっていないのかもしれません。

速く解けること、カリキュラム通り進むことももちろん大事な場合もありますが、先に説明をするというのは本当に、子どもの考える機会を奪う可能性が高く、長い目で見ると全く役に立たない勉強をさせているかもしれません。

勉強に限らず、大切なことは大抵何でも時間がかかるのではないかなと。でも、そのかけた時間はきっと無駄になることなく、その子の力になってくれるはずだと思います。

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2022年9月13日 (火)

モヤモヤする。

時々書いているかと思いますが、中3で数学だけが伸び悩んでいるということでご縁を頂いた子は、元々よその塾にがっつり行っている状態で、数学だけなんとか上向きにならないかということで来てくれた上、その塾の進度が相当速いこともあり、これまで習ったところで理解があやしいところ、わからないところを一緒にするというのがメインになっています。

塾ではもう円周角など一部を残しているだけでほとんどひと通り学習を終えたと聞いていたので、今日からは複合問題のようなものをやってもらうことにしたのですが、その中で、私とはまだ一緒にしたことはなく、学校でもまだ当分先までやらない三平方の定理を知らなければ解けない問題が混じっていました。
そこで、塾で習ったかどうかを確認すると、夏休み中に習ったとのこと。では、どういうものだったか覚えているかを尋ねると、極めてぼんやりした答えしか返ってこなかったので、塾では夏休みにはちらっとやっただけで、また改めてやり直すのか尋ねたところ、何回か授業はあったので戻らないと思うとのこと。
それにも関わらず、定番の公式すら出てきませんでした。そこで、直角三角形を書いて、3辺が短いほうからa,b,cだった場合、どんなことがいえるか尋ねたところ、迷いながら、aとbを足したらcになると言いました。

aとbを足したものがcと同じ長さになるのであれば、三角形にすらなりません。それをつっこむと、「ああ、ほんまや~」と。そこで、3cm、4㎝、5cmのものならどんなルールがありそうか尋ねたところ、数字と、習ったときに何かたし算だったというぼんやりとした記憶で、3+5を2で割ったら4になると、もう完全にこじつけのことを言います。

そこで、他にも1、1、√2のものと、1、2、√3のものも書いて、全てにいえる、関係を表す式を考えてもらいました。
なかなか出てこないので、平方根があるのなら、そのまま足しても引いても整数にはならないよね?とヒントを出し、ようやく全てを二乗してみるというところに辿り着き、公式を導き出すことができました。

でも、そこまでしないと全く思い出せなかったわけですから、夏休みに塾で受けた授業はなんだったんだ?と思わずにはいられません。
もちろん、勉強が苦手な子などなら分からなくもないのですが、その子は公立上位校を目指していて、他教科はほぼ全て結構点数を取れる能力がある子なので、習ったことを覚えるというのはそれなりにできるはずなのです。にもかかわらず、全く覚えていなかったことに驚きました。

それほどに、一方的に教えられただけのことは記憶に残りにくいということなのだと思います。
その子は少なくとも数学に関してのみは、塾での勉強があまり役に立っているとは思えないのですが、その塾では数学だけ受けないという選択肢がないのが本当に悩ましいところです…。

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2022年9月12日 (月)

今日もまた…。

あれもしよう、これもしようと(家の片付けだとか教材作りだとか、達成感の感じられることを)思っていたのですが、目標の5分の1ぐらいしかできぬままオフが終わります…。
今日の日中はまだ暑かったですね。随分過ごしやすくなったとはいえ、今日はテレビでも夏の疲れが出る時期だというようなことを言っていました。休むときはしっかり休んで、回復して、今週もみんな元気に来てくれますように。

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2022年9月11日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2022年9月10日 (土)

9月も早10日。

今日は前もってご連絡頂いていたお休みの子がひとりいましたが、ほかの子達はみんな元気に来てくれました。
ただ、そのうちひとりは、普段算数がかなりよくできる子なのですが、どうも今日は気分が乗らないのか、小数がなんとなく嫌なのか、やればできるはずの計算ものらりくらり、普段はそこまでしないのに、何度も、計算した後を見えなくなるぐらいまで消してみたり、ふざけてみたりと、なかなか集中できない様子。それでも持っている能力があるので、それなりに課題はクリアしていましたが、そんな日もあるのねという感じでした。

別の子は、今日はコンディションがいいようで、体力も気力も余裕があったのか、普段はそこまで気にしない下の子のことをしきりに気にかけて手が止まったりもしましたが、頭は働いているようで、表情も明るく、いい感じでレッスンを終えてくれて、とてもとても元気な声で挨拶をして帰っていきました。

早いもので9月ももう10日。今日は十五夜ですね。
皆さまよい週末を。

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2022年9月 9日 (金)

今日もお休みの連絡が。

新型コロナとかではなく、風邪だったり、疲れだったりということで、昨日に続いて今日もお休みの連絡が入りました。
朝夕は随分と涼しくなり、仕事の帰りに外に出ると肌寒いぐらいだったりもしますので、うたた寝すると危険だなと思ったりしていますが、季節の変わり目で体調を崩しやすい時期なのかもしれませんね。
2学期が始まって1週間ほど経ち、夏の疲れと学校での疲れが重なっているのもあるかも…。

今日のレッスンはお休みの子もいましたが、来てくれた子達は好調キープの子もいれば、どうもぼんやりしている子も。
残念だったのが、前回、3桁同士の繰り下がりの引き算をしっかり理解してくれたように感じた子が、結局は数をイメージするところには至っておらず、ただのテクニックとして理解し、処理をしていたようだということが分かったことです。

もちろん、がんばってもなかなか数量のイメージが身に着かない子もいますし、そもそも算数が好きではない子もいますので、誰もが同じように楽しく算数に取り組んでくれるとは思っていないのですが、イメージできずに機械的に処理するだけの勉強はそもそも楽しいはずはありませんから、好きになれるとは思えません。
イメージすることができ、自分の頭でしっかり考えられれば、全く楽しくなかったものが少し興味を持てるようになったり、時には好きになったりと変化することはありますから、特に低学年のうちは、鬼と言われようとも、考えずに適当に答えを書く子にはそれでは自分の役に立たないということを何度でも繰り返し、伝わるまで話し続けるしかありません。

その子との根競べはいつまで続くか分かりませんが、なんとか音を上げずに食らいついてきてくれることを願うばかりです。

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2022年9月 8日 (木)

どうした2人とも??

今日のあるレッスンは小さい頃から一緒にレッスンに来てくれている小4同級生ペアなのですが、先に来た子は元気に登場したものの、ほどなく睡魔との戦いが始まり、お茶を飲んでもらったり、本人がトイレに立ったりもしたものの、しばらくは戦いが続きました。
もうひとりは、登場のときからなんだかどんよりしていて、その子は1学期、学校で極端に消耗してしまい、ひと月ちょっとレッスンをお休みしたほどだったので、夏休みが明けて、またその状態に戻りつつあるのかしらと不安で、意識的に声をかけてみたものの、反応が極めて薄く、疲れているのかやりたくないのか、何だろう…と思っていました。

しかし、睡魔と格闘していた子が目覚めたかと思えば、一気にいつもの好調さに戻り、それとほぼ同時に、もうひとりもはっきり声が出るようになり、問いかけにも笑いながら答えが返ってくるように。気づけば、自ら前向きに問題に取り組んでくれるようになりました。
なんだ?もしかして、2人とも眠かったの??

とりあえず調子も戻り、いい感じでレッスンができたのでホッとしましたが、ようやく少し涼しくなって、夏の疲れが出てくるころなのかもしれません。(今日は幼児さんが風邪でお休みされましたし。)
皆さまもどうぞご自愛のほど。

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2022年9月 7日 (水)

考えてみれば…。

私は子どもの頃、ありがたいことに、そんなに必死にがんばらなくても、困らないぐらいには大抵なんでもできたので、公立の小中学校だと、授業が分からなくて困るとか、運動が全くダメとか、美術的センスが全くないとか、そういうことはなく、常に平均以上の成績をもらっていたように思います。
そのせいなのか性格的なものなのか、テストの点数が多少悪くても気にならず、よかったからと言って自慢に思うようなこともなく、点数には無頓着な方でもあったと思います。(高校で赤点を複数取ると留年する可能性が…というような話になってようやく、赤点は何としても避けなければという程度に点数を意識するようになりましたが。(苦笑))

成績や受験に対して無頓着だったにも関わらず、もしかするとやや分不相応かもしれない学校に進学することもできたことで、尚更深く考えることもなく、自分にとって小中学校の頃は「学校は楽しいところ」と思っていました。

ただ、教室で色々な子ども達を見ていると、がんばっているのになかなか結果に繋がらない子や、少なくとも教科学習の面については能力的にあまり恵まれなかった子などもいて、そういう子もみんなと同じテストを受け、そのテストの結果などで評価され、成績を付けられるという状況は、その子の努力を評価しているのとは違う面も多々あるのに、子どもの性格によっては、常に劣等感を抱いて学校生活を送ることになるかもしれないのだなと。

「もともと」という表現は抽象的ではありますが、子どもによって、もともと人より運動神経が優れている子、音感が優れている子、美術の能力に恵まれている子などがいるように、教科学習、学校での「勉強」についても、もともと労せずともできるという子がいるわけです。

もともと運動神経に恵まれなかった子も、努力すればある程度能力を伸ばすことはできるでしょうけれど、努力だけで抜群に運動ができるようになるということはそうそうないでしょう。
それと同じことが教科学習に関しても言えるはずなのに、持って生まれた部分は考慮されず、成績がついてしまう仕組みは、能力に恵まれなかった子達に対して、非常に残酷で不公平なものなのかもしれないなと。

試験でよく、平均点よりよかったとか悪かったとか言いますが、そもそも、その試験を受けた子達の半分ぐらいは平均点を取れていないからこその「平均点」なわけで、仮にがんばっているのに常に平均点より低い点しか取れない子がいたら、その子にとって教科学習は嫌なもの、授業はつまらないもの、学校は行きたくないところ…というような感情が芽生えても不思議ではないですよね…。

何をどうすればいいのかわかりませんが、一人ひとりの子が、その子のがんばりを評価してもらえるような仕組みがあればいいのになと思ってしまいます。

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2022年9月 6日 (火)

悩ましい…。

1学期の途中からご縁をもらった中3さんは、小学生の頃から塾に通い、テストの点も数学以外は結構いいんだけど…ということで、塾と併用する形でうちにも来ることになりました。
頭の回転は速そうで、数学も決してできていないわけではないものの、習ったことをきちんと納得することなく、なんとなくで解いているところも多く、応用問題になると点数を落としている感じだったので、とにかく解き始める前にまずひと呼吸おいて、どう考えたらいいのかを考えるように言い続けたところ、苦手としていた確率などもかなりできるようになり、1学期の中間、期末と確実に点数をあげてくれたので、ほっとしていました。

しかし、夏休みの間、通っている塾がほぼ毎日、時間も午前中から午後までの長時間、夏期講習があるということで、2回しかレッスンができませんでした。8月最後にレッスンをしたのはお盆開けすぐ。当然夏休み明けのテストについて何も一緒にできぬまま夏休みが終わりました。

その結果、返ってきたテストは、どう見ても取れたよね?というものだけで15~18点。時間の制限があるので、そこまで解けたかどうかはわからないものの、時間さえあれば十分解けたであろうものも含めると30点弱積み上げられるような状態でした。
教えられてこなす勉強を長時間することでどうなるか心配していたのですが、残念なことに嫌な予感が当たってしまいました…。

中3のこの時期に急にやり方を変えるのはさすがにリスクが大きいと思うので、塾はそのまま続けてもらうしかないとは思っていますが、少なくとも数学に関しては、塾の夏期講習はプラスには働かなかったのではないかなと思ってしまいます…。

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2022年9月 5日 (月)

オフ

台風の影響が気になりますね。明日、もし天候が荒れるようでしたら、レッスンをお休みにして頂くかもしれません。
その場合は個別にご連絡差し上げますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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2022年9月 4日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2022年9月 3日 (土)

変化は感じるからこそ。

発達上のお困りごとがあってご縁を頂いた小学生さんが高学年に差し掛かり、今年度になって、明らかにできるようになったこと、変化が感じられるようになったことが色々あります。
今週のレッスンでも、以前は苦手でなかなか完成させられなかった、模様を作るパズルのようなものを、自力で随分考えられるようになり、困っているときもほんの少し助けるだけで分かるようになったのは、見ていて嬉しい変化でした。

点つなぎも速くなり、引く線もかなりすっきりして、苦労していた頃とは別人のようになりましたし、あれこれ言い換えなくても通じることも増えてきました。

ただ、どうもまだ数を量としてイメージするのが難しいようだったり、こういう場合は何算をするかの判断がつきづらかったりするようで、それは成長スピードがゆっくりだからなのか、数に関しては、がんばってもイメージするのがなかなか難しいタイプなのか、まだ判断がつきません。

それでも、本人もおうちの方も本当にがんばってくれていますし、変化が見えているのも確かなので、なんとか少しでも数を量としてとらえられるようになればいいのだけどと思ってしまいます。(実際のところ、学校には計算はスラスラできるものの、数量のイメージはほとんどないという子が少なからずいるので、この子が量をイメージしづらいからといって、それが特別ということでもないのかもしれませんが。)

 

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2022年9月 2日 (金)

それなら分かるのね!?

夏前ぐらいから一緒にレッスンをしている2年生さんは、かさの学習のときも、3桁同士の引き算の暗算でも、繰り下がりになると減らさなくてはいけないところが減っていなかったり、引ける方から引いて答えにしてしまったりと、どうもイメージができていないということは感じていたので、3桁同士の引き算をする際、硬貨を使いながら、実際本人に必要であれば両替をしたりしながら、なんとかぴんと来てもらうよう働きかけていたのですが、前回よりマシになったものの、両替なのに100円玉を10円玉9枚に交換してみたり(位の部屋が9つしか置けないようになっていることに流されているのですが)、交換できてもなぜか謎の答えが出てきたりと、目の前にあるのに、どうもそれが見えていない妙な印象を受けていました。

具体物を使ってもぴんと来ないとなると、イメージできないまま筆算で計算をして、学校も先に進んでしまうことになりそうで、それはなるべく避けたいと思い、ダメ元で、計算の式を指しながら、硬貨を使って何をしようとしているのか説明してみました。
もちろん、数の感覚がある子は何も言わなくても、上の位から考えていって、取れないときは上の位をひとつ減らすというようなことを感覚的に理解するので、わざわざ説明はしないのですが、今日の子は例えば、853-275のような式だと、百の位は5にできても、十の位が繰り下がらず8のままだったり、両方どうにか繰り下げられても、一の位が5-3で2になったり、とにかくイメージできていないのは分かりましたので、式の位をそれぞれ指しながら、「8」と「2」はそのまま取れるのでとった「6」を8の下に書いて、8と5は計算が済んだということで斜線。次に「5」と「7」は5を全部取っても、まだあと2取らなくてはいけないので、「5」と「7」は斜線で消し、5の下に0、7の下に2を書き、「3」と「5」も同様に、両方斜線で消した後、3の下に0、5の下に2を書いて、600-22の状態にした後、「600からあと22取るってことよ?」と言ったところ、どうやらこの子にはこの考え方の方がしっくり来たようで、自分で同じように書いて、あっという間に全問正解しました。

ジャストの何百という数から2桁を引く計算は、その方が難しく感じる子もいるので、積極的にそれを教えることはしないのですが、その子はその考え方がすんなり理解できたらしく、間違いを多発していたかさの少し面倒な計算も、随分考えられるようになりました。
ちょっと安心しました。

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2022年9月 1日 (木)

9月スタート

今日から数日天候が荒れるとの予報もあり、気になりますが、今日のところはこの辺りはさほどのことはなく、子ども達が来る時間は雨が止んでいるか、降っていても小雨程度だったのでよかったです。

今日来る予定の子達はみんな元気に来てくれて、頭もまずまず働いている感じで、9月初日は概ね平和に終わりそうです。
ただ、夏休み前には随分いい感じになっていた高学年さんが、夏休み前半に完全に調子を落とし、お盆明けに少し話しをして、若干復調傾向かなとは思うものの、約数の問題で、これまで何度も、「相手を一緒に書いてしまう」ということ(例えば、20の約数であれば、1を書くときに20も、2を書くときに10も、掛けて20になるものを両端から書いていくということ)を何度も何度も言っているのに、今日の宿題も20の約数は1、2、5、10と極めて謎な答えが書かれていたり、6の約数も1,2,3で終わっていたりと、なんで伝わらないのだろうとモヤモヤしました。
学校が始まって生活に規律が戻ってきたら、算数の調子も戻ればいいのですが。

その一方で、数学に自信がない状態で来てくれるようになり、1年余り経つ子が、今日はなんだか安定感が感じられ、いよいよちょっと変わってきたんだったら嬉しいなと思いました。

明日は天候が気懸りではありますが、明日も元気な子ども達に会えますように。

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