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2022年7月26日 (火)

伝わらないもどかしさ

小さい子達はほとんどが、一所懸命伝えようとしたことは素直に受け止めてくれる(ように感じている)ので、口先だけ、思ってもないことを言って機嫌を取ったりしませんし、たとえ厳しいことであっても、本当に大切だと思うことは真剣に伝えるようにしています。

傍から見れば、小さい子相手にそんなに真剣に言わなくてもいいのでは?と思われたりもするんだろうなと思うこともありますが、本当に伝えたいことは伝わるまで何度でも言うようにもしています。

たとえば、考えるのが面倒というような子が、ろくに考えないうちに答えを尋ねてきたりすることがありますが、初めはやんわりとちゃんと考えるように促したとしても、何度も何度も考える前に尋ねようとする子には、自分の頭を使って考えなくては全く自分の力にはならないということ、ただマルをもらえばいいのなら全部答えを教えてあげるけど、それは何か自分のためになるのかなということを、伝わるまで繰り返し伝えます。

仮にどうしても伝わらないのなら、少なくとも算数・数学を考えたくないということなのでしょうから、無理にうちみたいな教室に来ずとも、一般的な、やり方を教えてくれる塾や教室に行くのがその子の幸せかもしれませんから、やはり伝えるしかありません。

ですが、学年が上がるほど、それまでに積み重ねてきた勉強の仕方や考え方、習慣のようなものが邪魔をして、伝えたいことがなかなか伝わらなくてもどかしい思いをすることもあります。
約2ヶ月前からレッスンをさせてもらっている子には、まだ思いが伝わらないようで、自分の力不足を感じます…。
なんとかこの夏にと思っているのは今のところ私の方だけのようで、でも、自分が子どもの頃、将来のためとか言われてもピンとこなかったよなぁとも思ったりして、なんとももどかしい限りです…。

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