ちゃんと考えている
年長の途中から来てくれている低学年さんは、元々ここに来てくれる前にもほかの教室に通っていたそうで、考える習慣は身についているような子でした。
ただ、それもその子の性格なのだと思いますが、間違えることをひどく恐れているというか、ほんのちょっとの間違いも一大事!!というようなぐらい、ただのうっかりミスでも、とにかく自分は間違えていないのだと必死で主張するようなところがあって、このままの性格だとしんどいのではないかなと、それは気懸りでした。
私とのレッスンに慣れてもその傾向はあまり和らぐことがないので、やはり間違いに対する抵抗感が強いのだと思いますが、間違えたくないと強く思うと、できることしかしようとしないのではという心配は、いい意味で裏切ってくれました。(因みに、私は、そういう性格なのは分かっているので、極力ショックを与えないよう「ちょっと書き間違えた?」とか「うっかりした?」とかやんわりとした指摘しかしませんし、おうちでも間違いを叱るようなことはないようですから、持って生まれた性質なのでしょうね。)
新しいこと、まだ習っていないことにも進んで興味を持つようですし、少し難しい問題でもじっくり考えようとしてくれます。
初めは、色々先のことを知っているので、おうちで別に何か課題を与えておられるのかなと思ったりしていましたが、少なくとも、表面的な理解で先に進めるようなことは一切させておられないだろうと思えるので、どうやらこの子はかなり賢いのだと、このところ改めて感じることが度々あります。
賢くて大抵なんでもできるから、間違うことがほとんどない分、抵抗が大きいということなのかもしれませんね。
この先どんな風に成長していくのか、楽しみです。
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