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2022年6月23日 (木)

きっかけさえあれば

宿題は嫌だったらしなくてもいいと言っていることもあり、ある子が特定のパズル問題をここ何回も続けて手を付けずに持ってきていたのも、特に何も言わずにいました。(ほかのものはある程度やっていて、なぜかそのプリントだけはずっと手つかずでした。)

今日のレッスンで終わりに少し時間があったので、「ほかはやってってるのに、これだけはずっと手を付けてないね。そんな嫌なん?」と尋ねると、特に拒否反応はなし。そこで、1,2か所、ここは組み合わせが決まるよね?と声をかけただけで手を動かし始め、ほんの僅かな助けで最後まで解き切りました。
その間ほんの2~3分だったのではないかと思うのですが、取り組めばあっという間に終わるものでも、最初の取っ掛かりが億劫だったのかもと思いました。

取っ掛かりが一番大変なのは、大人も子どもも同じなんですよね、きっと。
ただ、常に手助けをしていると、子どものためにならないので、できるだけ最低限の手助けに留めたいということもあり、その加減が難しいです。
特に宿題になると、側にいられるわけではないので、本人のやる気次第になってしまいますから、できるだけ、やらないことを責めるのではなく、やったことを認め、褒めるということに気を配っていきたいと思います。

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