なんだろうなぁ。
私は多分、昔からめんどくさがりで、何をするにもどうすれば楽にできるか、どうすれば早くできるかというようなことを意識していたような気がします。よくいえば合理的といえるのかもしれませんが、普段、家でさんざん時間を無駄に過ごしていても、例えばいくつかのものを別々の場所に運ばなくてはいけないようなときには、極力短い移動で効率よく済ませる方法を考えるというようなことが、何かにつけ癖になっている感じでしょうか。
そんな性格だからか、子どもの頃既に、計算ドリルの宿題で、同じような問題を何十問もするのは面倒だから、初めの数問はきちんと考えて解き、先に答え合わせをして、合っていれば、後は1,2問間違えるようにして答えを写すなんていうこともしていて、その代わり、すんなり解けなかったり、間違えたりした場合は、理解できるまでちゃんと解くようにはしていたように思います。
分かっているものを何度も繰り返すのは退屈な上に時間の無駄に思えていたからなのですが、きちんと分かっていないのにいい加減にやるのは、もっと時間の無駄だとも思っていました。
なので、教室の子達が時々、これは明らかにいい加減にやったよねという宿題を持ってきたり、ちょっと立ち止まって考えれば絶対できるはずの問題を適当に解いて、間違ったらまた解き直すというような姿勢を見ると、どうにも不思議でなりません。
もちろん、学校などでは宿題をしていなければ何らかの罰があったりするかもしれませんが、教室の子達にはいい加減にするぐらいなら宿題はしない方がマシ、考えずにやったら全く自分にとって意味がないから、やらないのと変わらないし、嫌だからやらなかったという理由でやらずに来ても、それは基本的に怒らないと繰り返し伝えているので、それでもいい加減にしてくる子がいたり、問題を解くときに、ろくに考えず適当に解き始める子を見たりすると、なんとも不思議な気持ちになってしまいます。
ほんと、なぜなんでしょう…。
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