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2022年4月 9日 (土)

感動!!

小学生の子達とは主に自作のプリントを使ってレッスンをしているのですが、説明を極力しないために、どうやって気付いてもらうかというのは常に考えています。

今日はある3年生さんと平行・垂直の学習をすることになったのですが、その教材も導入段階として、2本の直線が色々なパターンで描かれているプリントを見せてから、それを2グループに分けたものを見せ、どういう風に分けたのか説明してもらうものを用意していました。
これまでにも、どう分けたか気づいた子はいますが、うまく説明ができなかったり、説明はできていても、私が少しつっこんだ指摘をすると(直線を延長すれば交わるものの、示された図では交わっていないようなものなど)自信がなくなったり、説明を変えてしまったりということも少なくありませんでした。

それなのに、その子はプリントを見た瞬間「あ!わかった!」と言ったかと思えば、もう比の打ちどころのない完璧な説明で、まずは平行なものとそうでないもののグループ分けを書いてくれました。(「線と線がぶつかっているか、ぶつかっていなくても、のばしたらぶつかる」という表現を使っているのを見て、何かで習って既に知っているのかと思い、尋ねたところ、きょとんとされて、実際、平行も垂直もどちらの言葉も知りませんでした。もうびっくり!!)

次に、平行ではないもののグループを更に2つにグループ分けしたものを見せると、これまた見た瞬間に「わかった!」と言って、線と線がぶつかったところが直角かそうではないかということを、またその子なりの言葉で、しかし完璧に説明してくれました。

この子は、算数のセンスが相当いいというのは以前から感じていましたが、まさか、こういう説明も全く苦にしないとは思っていなかったので、ちょっと衝撃的でした。この子の算数の力を邪魔しないよう、一層気を付けなくてはと思います。

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