実際に見るということ
コロナ禍以降、以前にも増して、スーパーでの買い物以外、多くのものをネットショップで購入することが増えました。
ですが、実際に中を少し見てみたいと思って書店に足を運ぶと、必ずというほど他に目に留まるもの、気になるものがあり、新たな「出合い」に恵まれることもあります。また、実際に中をぺらぺら見てから購入を検討できるので、これだったら買わなかったな…というような失敗もほぼありません。
また、衣料品でも、試着ができない(たとえ試着後返品可であっても、それはそれで手間です)ので、よく知っているブランドやショップのものはまだしも、そうでなければ、高いものを買って失敗するのは…と思って躊躇い、その結果手ごろなもの、安いものに手を出して、写真と違う!着たら似合わない!というようなことになって、結果無駄になってしまうことも少なくありません。
子ども達とレッスンをしていると、小さい子であればあるほど、具体物かどうか、実際に手で触れられるかどうかということと、絵に描かれたもの、画面越しの映像とにはものすごく大きな差があったりすることを感じます。
ここ数年、対面での授業が難しくなり、学校や塾でもオンラインへの移行が進み、教材もタブレットに置き換えられるものも増えてきているようですが、それがメインになってしまうと、小さい子ほど失ってしまう何かが大きいのではないかと心配になります。
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