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2021年12月25日 (土)

センスがあるって羨ましい

子ども達の中には、算数のセンスを持って生まれたんだなと感じる子がいます。もちろん、色々なことに対して、それぞれの子がキラッと輝くものを持っていたりするのだと思いますが、教室では主に算数をしている子達を見ることになるので、この子は持って生まれたんだなぁと感じる子に出会うと、なんだかとても羨ましくなります。

もちろん、有難いことに私も、どの教科も平均以上にはできましたし、高校入学後一時落ちこぼれかけましたが、勉強で困ったことはさほどありませんが、少なくとも算数・数学のセンスは持って生まれたわけではないことが、持っている子達を見ているとよくわかります。

空間認知が自然と身についているとか、数が自然と量としてとらえられるとか、苦も無く倍にしたり、半分にしたりできるとか、そういうセンス、能力のある子達は、概ね算数が楽しそうです。
まあ、私の場合、そこまでのセンスを持ち合わせなかった分、「分からない子が分かりづらいところ」がどこか分かるという面はありますから、この仕事をする上では、それはそれでひとつのメリットではあるのですが。

今日のレッスンでも、まだ2年生の子が円の直径や半径をスラスラ解いていくだけでなく、長方形の中に円を2つぴったり描いたものを見て、周りが30㎝というのを見ただけで、初め、図だけを見て、全くノーヒントで、たて10cm,横20cmと書いたものの、「あれ?これで30cmよ?」と長方形の4つの辺をぐるりとなぞっただけで突然笑い出し、「あ~~、10,10,5,5や!」と言って、5cm、10cmに書き直したり、これまた、何にも言っていないのに、大きな円の直径が10cm、半径が5cm、その中に2つ並べられた小さな円の直径が5cmとスラスラ書いた後、半径は2cm5mmと、これまたあっという間に答えてしまいました。
この子は一体どれだけのペースで進んで行くのだろうと、しばしば驚かされます。

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