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2021年12月31日 (金)

今年も一年ありがとうございました。

結局大晦日も目一杯大掃除に明け暮れましたが、どうにかこうにか今年も納まりました。

皆さま今年も本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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2021年12月30日 (木)

今年もあと1日

き教室の大掃除で全身筋肉痛…。そのせいもあって、自宅の大掃除は遅々として進まず。

ほぼ例年通り大晦日も大掃除が決定しました。

新しい年をそれなりに綺麗になった部屋で迎えられるよう明日もがんばらなくては。

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2021年12月29日 (水)

仕事納め

昨日持ち帰ったカーテンなどを含め、朝から3回洗濯機を回し、終わらなかった大掃除の続きをするために午後から出勤。
毎年毎年、気力体力が衰えていき、掃除はだんだん手抜きになっているはずだというのに、結局今年も、こんなこじんまりした教室を延べ10時間以上掃除しました。
とりあえずこれで今年は仕事納めです。
年内に洗濯したカーテンなどをかけにもう一度出てくる予定ですが、そして、きっと人から見たらどこをそんなに掃除したの?というほど代わり映えしていませんが、この場所にも長くお世話になっていますので、今年も無事終えられたこと感謝感謝です。

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2021年12月28日 (火)

今年のレッスンも無事終了しました

年内最後のレッスンは、振替などもあって7人の子とのレッスンで締めくくりとなりました。

レッスン自体は概ねみんな好調だったものの、ある子が、冬休みに入ったにも関わらず、普段より明らかに宿題をしていなかったので、ふと思い立って「サンタさんに何もらったん?ゲームかなんかもらったん?」と尋ねたところ、無言でこくりと頷いたので、「ってことは、お父さんもお母さんもおらんから、ゲームしてて宿題する時間がなくなったってことかな?」というと、ちょっときまり悪そうに微笑みました。
昔と違って、日中はご両親ともにお仕事というご家庭も少なくないと思いますので、冬休みはなかなかに危険ですね…。
子どもの意志だけでゲーム時間をコントロールできるような子は、放っておいても勉強もきちんとできるはずですし、大人でもスマホなどの時間をなかなかコントロールできない人も少なくないのに(休日の私のように…)、子どもが自由時間に延々ゲームをしてしまうのは当然といえば当然ですよね…。

さて、そんなこともありつつ、今日もまずまずつつがなくレッスンが終わり、今年のレッスンも無事納めることができました。
まあまあがんばったものの大掃除が終わらず、明日も出勤することになりましたので、仕事納めは持ち越しということで。

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2021年12月26日 (日)

結局今日も…。

今年ももう残り僅かとなり、明日はレッスン納め。
今日は家の大掃除をある程度してしまうつもりだったのが、寒さを言い訳に「こたつむり」状態になってしまい、予定に1割も進まず…。
明日はなんだかんだとレッスンが5時間近く入ってしまいましたので、明日のうちに教室の大掃除を終えることはできそうになく、今日も後悔ばかりの休日になってしまいました…。

せめてレッスンはしっかり納められるようがんばりますので、明日もよろしくお願いいたします。

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オフ

今日は更新お休みします。

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2021年12月25日 (土)

センスがあるって羨ましい

子ども達の中には、算数のセンスを持って生まれたんだなと感じる子がいます。もちろん、色々なことに対して、それぞれの子がキラッと輝くものを持っていたりするのだと思いますが、教室では主に算数をしている子達を見ることになるので、この子は持って生まれたんだなぁと感じる子に出会うと、なんだかとても羨ましくなります。

もちろん、有難いことに私も、どの教科も平均以上にはできましたし、高校入学後一時落ちこぼれかけましたが、勉強で困ったことはさほどありませんが、少なくとも算数・数学のセンスは持って生まれたわけではないことが、持っている子達を見ているとよくわかります。

空間認知が自然と身についているとか、数が自然と量としてとらえられるとか、苦も無く倍にしたり、半分にしたりできるとか、そういうセンス、能力のある子達は、概ね算数が楽しそうです。
まあ、私の場合、そこまでのセンスを持ち合わせなかった分、「分からない子が分かりづらいところ」がどこか分かるという面はありますから、この仕事をする上では、それはそれでひとつのメリットではあるのですが。

今日のレッスンでも、まだ2年生の子が円の直径や半径をスラスラ解いていくだけでなく、長方形の中に円を2つぴったり描いたものを見て、周りが30㎝というのを見ただけで、初め、図だけを見て、全くノーヒントで、たて10cm,横20cmと書いたものの、「あれ?これで30cmよ?」と長方形の4つの辺をぐるりとなぞっただけで突然笑い出し、「あ~~、10,10,5,5や!」と言って、5cm、10cmに書き直したり、これまた、何にも言っていないのに、大きな円の直径が10cm、半径が5cm、その中に2つ並べられた小さな円の直径が5cmとスラスラ書いた後、半径は2cm5mmと、これまたあっという間に答えてしまいました。
この子は一体どれだけのペースで進んで行くのだろうと、しばしば驚かされます。

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2021年12月24日 (金)

あと2日

今日のレッスンが終わったので、年内のレッスンは予定変更などがなければあとは明日と火曜を残すのみとなりました。
今日は多くの子ども達にとっては終業式であり、また、楽しいクリスマスイヴ。
教室にもサンタ帽をかぶった年長さんが来てくれたりもしました。

うちにはサンタクロースは来てくれませんが、皆さま、素敵なクリスマスイヴ&クリスマスをお過ごしください。
子ども達にはどんなサンタさんがやってくるんでしょうね。

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2021年12月23日 (木)

いよいよ気ぜわしく…。

昨日のレッスンから、子ども達やお迎えの保護者の方に年末のご挨拶をし始めました。
年内のレッスンも残すところあと3日。教室の大掃除などで、もう数日は出勤するものの、いよいよカウントダウン…。一気に気ぜわしくなりました。

教室が入っているビルの入り口がオートロックになるようなのですが、未だお知らせは来ず、皆さまにもご案内できぬままです。
色々もやもやしていますが、昨年から長く続くコロナ禍にあっても、皆さまのご協力のお蔭で、ほとんどレッスンをお休みすることなく続けてこられたことを有難く思っています。
オミクロン株感染のニュースが日々続いており、海外などではすごいペースで広がっているようですので、まだまだ不安はありますが、まずはあと数日、年内のレッスンをしっかり終えたいと思います。

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2021年12月22日 (水)

芽吹きかけている気がする

発達がゆっくりな低学年さんと一緒にレッスンをさせてもらうようになって2年余り。その間に成長したこともたくさんあって、おうちの方も喜んでくださっているのですが、個人的にはあともう一息、ちょっとした何かを越えたら、またそこでぐっと成長を感じられるようになるのではないかと感じています。

実際、できるようになったことはたくさんあるものの、自分が何をしているのか、本当の意味で学習内容を理解しているかといえば、そうではないところもまだたくさんありそうで、学年が上がるほどに、その状態ではきびしくなっていくのは確実なだけに、今のうちになんとか…と思わずにはいられません。

ただ、言葉にはしづらいものの、何かその子の中で確実に育っているものがあって、本当にもう一息で芽吹くのではないかと感じることがあります。
今回のレッスンでも、「1、2、▢、8、16、32」と並んでいる▢に入る数を答える問題で、今のその子には倍になっていると気づくのはまだ難しいようでしたが、マルを1つ描いて「1」と言い、2つ描いて「2」、四角を書いてから、マルを8つ描いて「8」…と確認していき、8が16になったところで、増えた分を囲んでもらい、16が32になったところも増えた分を囲んでもらい…と、もちろん絵もイメージしてもらいやすいようには描きましたが、それを見ながら、四角には何個マルを描いたらよさそうか描いてみてもらったところ、マルを4つ描いたところで手が止まりました。
その子にとって、まだ数字と量はしっかりと結びついていないので、数字だけ見るときまりを見つけるのが難しいのだと思いますが、絵を見たらきまりに気づくことができたのは、とても嬉しいことでした。
そんな風にひとつずつ、絵を見たら分かった、考えたら分かったという経験を積み重ねていってもらいたいと思っています。

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2021年12月21日 (火)

今日は概ねみんな好調でした

まだ学校は普通に授業があるはずなのですが、今日は通常レッスンの子達はみんななかなか好調で、スムーズにレッスンが進みました。
振替レッスンだった子は、まだ一緒にレッスンをするようになって日も浅い子で、好調とも不調とも言えない感じでしたが、何より気になったのが、相変わらずよく考えないうちにふんわり答えを書いてしまうとか、合っているか尋ねてきてしまうとかいう状態が見られ、まだ低学年なのにその癖がついてしまっていると、今のうちにそれが切り替えられなかった場合、この先小中高、その子の目標としては、更には大学へと続くであろう長い学習期間が、算数、数学までもを暗記科目のようにしてしまうのではないかと気懸りです。

さて、今日のレッスンが終わったので、今年度のレッスンはあとちょうど1週間、明日以降がそれぞれの子との年内最終レッスンという感じになります。寒くなりましたが、みんな元気に顔を見せてくれることを祈っています。

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2021年12月19日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2021年12月18日 (土)

さじ加減

お困りごとがあって、夏からご縁を頂いた低学年さん。ここでのレッスンや私のことは気に入ってくれているようで、算数はほぼ問題なくできているのですが、今日は普段一緒にレッスンをしている子がお休みだったので、マンツーマンのレッスンになりました。

小さい子の多くは(私のことを怖がっているとか、小さいながらも自分で考えることが当たり前になっている場合は別として)、マンツーマンになると、甘えたい気持ちが出てきてしまうのか、じっくり考えないうちに、少し甘えた表情で答えが合っているかどうか尋ねてきたりすることがあります。
それはその子も同じで、私がずっと自分だけを見てくれると思って、答えを書くたびこちらを見てきたり、「合ってる?」と尋ねてきたりしました。合っているかどうか確かめないと自信がないのなら、マルをもらっても役に立たないよとやんわり言って、敢えて少し席を立ったり、そのプリントが全部終わるまでマル付けしないことを伝えたりして、なんとか切り替えてもらうことはできましたが、そのさじ加減も難しいところがあります。

今日のレッスンの子は素直に言うことを聞いて考えようとしてくれたからいいのですが、考えることがまだ当たり前になっていない子や、学校やおうちでは分からないと言えば助けてもらえ、それが普通の感覚になっている子などは、やんわり言っただけではその癖が抜けないこともあり、それを切り替えさせるには、私には一切甘えられない状況を作らざるを得ないことがあります。
小さい子達相手に、自分のことを「コワイ」と思わせるのは私としても嬉しいことではありませんし、できるものなら楽しくレッスンをしたいのですが、優しく手とり足とりすることが子どもの力を奪ってしまうことを身をもって知ってからは、恐れられようが嫌われようが、そこは譲れません。もちろん、自分にもっと指導力があれば、優しく接しながらも真剣に考えさせることもできるのかもなと思いますが、その技はまだ習得できずにいます。

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2021年12月17日 (金)

どうしたことか

珍しく、今日明日はお休みや別の日に振替のご希望が重なり、今日は3人、予定通りなら明日も、土曜だというのに3人しか子どもに会えそうにありません。
2週間後はもう大晦日で、新たな変異株のオミクロン株の国内感染の報も連日じわじわ増えてきていて、他国の感染者数などを聞く限り、日本でも第6波が来てしまうんだろうかと、少し気が重くもなりますね。

今日のレッスンの3人は、2人は概ね好調だったのですが、1人がこのところずっと、なんだかぼんやりしていて、見ていないとすぐぼーっとするとか、よく考えずに問題を解くとか、以前なら考えられなかったような状態で、何が原因なのか気になっています。この教室が嫌になったのかな、私が嫌いになったのかなと、おうちの方にお尋ねしてみても、ここに来ることは全く嫌がっていないとのことなので、尚更なんでなんだろうと…。
元々真面目で礼儀正しく、よく考える子だったのですが、宿題もいい加減になり、レッスンでも集中できていない感じが、もう結構長く続いているので、心配です。

明日もまた3人としかレッスンできませんが、しっかり一人ひとりと向き合いたいと思います。

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2021年12月16日 (木)

ゆっくりじっくり

気を付けているつもりでも、レッスンに慣れてきた子達相手だと、このぐらい待てば分かるのではとか、この問題ならできるのではと予想しているものが、予想の時間内には全く答えに辿り着く気配がなかったり、考えていないように見えたりすると、つい、急かすような言葉をかけてしまったり、詰めるような言葉をかけてしまったりすることがあります。

もちろん、本当に考えておらずぼーっとしているようなこともあるので、全てダメだとは思っていませんが、まだわからないのかな??と思いつつも、別の子を見ていて声をかけそびれていると、動き出して、答えを書くというような場面に出会うこともあるので、可能な限りゆっくりじっくりというのは、できるだけいつも心がけておかなくてはと思います。

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2021年12月15日 (水)

日本語難しい

今日のあるレッスンでのこと。

小さい頃から来てくれていて、その子なりにがんばってくれているものの、学習全般にちょっと苦戦している高学年さんがいるのですが、普段も漢字教材の宿題で、漢字に直す部分の片仮名を読み間違えたり、分からないものを辞書で調べたものの、同音異義の、その問題としては意味が通じない漢字を書いてきたりというようなことがちょくちょくあります。

しかし、今回は全体的に丁寧な字で書かれていて、いい加減にやった感じはしないのに、仮名の読み間違いもいつもより多い上に、片仮名を平仮名に直しただけのものがかなりの数ありました。
漢字の宿題なのに珍しい事態でしたし、今回の字を見る限り、丁寧に書いているので、何か心が落ち着かないようなことでもあったのかなと思って尋ねてみたところ、思いがけない答えが返ってきました。

「送りがなのあるものはひらがなで書きなさいって書いてあったから。」

ふと見ると、問題の最初にこう書かれていました。

線のついたカタカナを漢字に直して書きなさい。送りがながあるものはひらがなで書きなさい。

それは想定外!!しかし、この文章だけなら、送り仮名があるものについては全体を平仮名で書いたとしても、問題を読み間違えたとは言い切れないなと。とはいえ、この子はこれまでにも同じ出題のされ方で、普通に漢字と平仮名を混ぜて答えていたので、今回はむしろ、きちんと問題を読んで勘違いしてしまったということかもしれません。

ただ、この子が勘違いしてしまったようなことが起きないためには、下線を付けた部分を「送りがながあれば、送りがなはひらがなで書きなさい」とか「送りがながあるものは、送りがなはひらがなで書きなさい」などを書く必要があるのでしょう。

自分で問題を作る際にも、できるだけ間違って読み取られることのないように気を付けているものの、そのせいで問題文が長くなったり、回りくどくなったりすると、今度はそれで勘違いする子も出てくるかもしれず、どの程度まで詳しく書くべきかというのは悩ましいところです。
今回の勘違いも、恐らく10人いれば(それも高学年なので)少なくとも8~9人は出題者の意図通りに解答するだろうと思います。となると、そう読めないということが問題なのかもしれませんが、色々な子がいて、例えば発達障害などを持つ子の場合、行間を読むとか、出題者の意図を読むとか、そういうことが苦手な子もいるわけで、やはり加減が難しいですね。

 

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2021年12月14日 (火)

ちょっとぞっとします…(汗)

今日はもう14日。つい先日師走に入ったなと思ったというのに、もうほぼ半ば。今年も残すところ17日となりました。
そうは言っても、気ばかりが急いて、家では時間を無駄にし、やらなくちゃと思うことはちっとも先に進んでいないのですが…。

何をしてもしなくても、18日後には新年を迎えるんですよね。
飲食店の時間制限などがなくなり、仕事帰りに駅までの道や電車で、飲んでこられたらしき人たちを目にすることが増えました。
若者たちの集団も見かけるようになり、本当はこれが当たり前の日常だったのだよなと思ったりします。(個人的には仕事の帰りに電車の中に寄った方がたくさんいるのは苦手なのですが…。)
この状況でも感染者が急増しないようなら、少しは気持ちも安らかに新しい年を迎えられるかもしれませんね。

寒さも厳しくなってきましたので、皆さまもどうぞご自愛ください。

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2021年12月13日 (月)

しようと思っていたのに…。

もう本当に本当に、家で宿題ができない子どもの気持ちが痛いほどよくわかります…。
このお休みには家の片付けやら、教材作りやら、あれこれしようと思っていたのに、結局ほぼ完全に無駄に過ごしてしまいました…。
昔はここまで不精ではなかった気もするのですが、何より影響が大きいのは、私の場合、スマホなのは間違いなく、数年前スマホを持つようになってから、まず読書量が激減し、その後、時間さえあればスマホを見てしまうようになり…。
大人なので、仕事中や絶対しなくてはいけないことをせずにスマホをというところまでは行っていませんが、今の時代、スマホやタブレット、ゲーム機など、子ども達を誘惑し、魅了するものがあまりにもたくさんありますから、子ども達ももしかすると、ちょっとだけ…と思って手を出したら、あっという間に時間が経っていて、宿題をする時間がなくなるというようなこともあるのかもしれないなと。
でも、そうなると、きちんと時間や使い方を管理している(されている)子とそうでない子の学力差はどんどん開いていってしまいそうで、色んなことが心配になったりします。

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2021年12月12日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2021年12月11日 (土)

誰かに認められること

少し前から一緒にレッスンをさせてもらっている、ここではほぼ気にならないものの、少し発達上のお困りごとがあるという1年生さんは、私から見ればとても可愛らしい子で、少なくとも算数に関しては能力的に全く問題ないと感じますし、時にはよくできて驚くことさえあります。

私は、子どもの機嫌を取るためだとか、やる気にさせるために、思ってもいないことを言うということができないのですが、それぞれの子ががんばっていたり、すごいなと思ったことは口に出すので、その子にも、ここではたびたび「すごいね」とか「よくできてるね」とかいう機会があります。

そういうこともあるのか、その子はここに来るのを楽しみにしてくれているそうで、楽しいからがんばる、その結果、更にできるようになって自信がつくという、いい循環に入りつつあるような印象を受けています。

数年前にある発達障害の診断がついた子が来てくれていたのですが、その子も、私との信頼関係のようなものができてから、自分に自信が持てるようになったようで、学校生活でも見違えるほど積極的になったという嬉しい話を聞かせてもらったことがあります。

学校で自信が持てなくなっていても、親とは別の大人に褒められること、認められることで、自信を回復したり、やる気が持てたりすることもあるように思います。
そして、私が誰かのそんな存在になれたら本当に幸せなことだと思います。

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2021年12月10日 (金)

ちょっと感心するな

今年度はうちの教室にしてはとても珍しいことに、中学生がみんな女の子なのですが、昨日、今日とそれぞれ別の学校の中2さんが来ていました。
1人は幼い頃から長年通ってくれていて、元々図形などのセンスがあるタイプの子でもあったので、中学で2学期の半ば以降延々続く図形がらみの単元でも、さほど苦にしている感じはありませんでした。
それでも、証明は問題によっては少し面倒なものもありますし、何より、書く形式みたいなものを覚えないといけません。にも関わらず、嫌がる様子も面倒がる様子もなく、コツコツ問題をクリアしていく姿には改めて感心しました。

そして、それ以上に感心し、少し驚きさえしたのは、数学に苦手意識を持っていて、能力的にはもっとできそうな気がするのに、どうもまだ結果に繋がっていない感じの、中2になってからご縁をもらった子が、ちょっと驚くぐらい抵抗なく証明問題に向き合っていて、これまでの印象からすると、もう少し苦労しそうな気がしていたのに、え?それも助けなくて行けるの?そんなに完璧な形で書けるの?と驚くことが何度もありました。

私自身は無精者なので、コツコツ証明を書くのは面倒で仕方ないのですが、彼女達が嫌がることなく、そして、思った以上にしっかりできていることに嬉しくなりました。(見習わなくては…。(汗))

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2021年12月 9日 (木)

なんとも可愛い顔

自分にとって当たり前のことでも、子ども達にとってはそうではないことがたくさんあるというのは気を付けているつもりなのですが、図に書かれていて、見ただけで分かりそうなことだと、つい、なんで分からないんだろう?と思ってしまうこともあります。
今日のレッスンでも、算数が苦手な高学年さんが、面積の学習でL字や凹のような形の図形の面積を求める問題を考えていたのですが、あちこちに辺の長さが書かれていて、その問題を解くのに必要な長さは、足し算や引き算をしなくても、全て分かる図だというのに、ある部分のたてと横の長さをなかなか答えてくれませんでした。
う~ん、なんで??と思いつつも、表情は真剣で、一所懸命考えているようだったので、少し待ってみることにしました。
すると、しばらくして突然ぱっと表情が明るくなり、とても嬉しそうに「ああ~~!!」と何か発見したぞという顔を見せました。
要するに、こちらからすれば見たらすぐ分かるものが、その子の目には見えていなかったということなのだろうと思います。しばらくあれこれ見ていて、突然それを見つけた瞬間は、あの表情の変化につながったのだろうと。

別のレッスンの中学生さんも、証明をするのに必要な条件を、図を見ながら探していたときに、なかなか見つからなかった3つ目に気づいたとき、やはり「ああ~~!!」と納得の声をあげて、すっきりした嬉しそうな表情になりました。

そういうときの表情は年齢に関わらず、本当に可愛いので大好きです。

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2021年12月 8日 (水)

どこまで描かせるか

子ども達には分からないときには絵や図を描くことを勧めるのですが、力がある小さい子などの場合、絵を描いて数を確かめれば簡単に分かってしまうような問題は、どこまで描かせるかは気を付けなくてはいけないと思っています。

今日のレッスンでも、算数がよくできる1年生さんと、列に並んだものが何番目になるかの問題を学習していたのですが、初めは15人の子どもが1列に並んでいて、前から9番目の子は後ろから何番目かという問題を解くのに、こちらが何も言わなくても、紙に棒人間のようなものを15人描いて、前から9番目の人を確かめ、後ろから数えて答えを出しました。
次の問題も同じように絵を描いて数えて解き、その後もずっと絵を描こうとしました。

これが算数が苦手な子、イメージする力がまだ弱い子などは、むしろ積極的に描いてもらうのですが、この子の場合、恐らく絵を描かなくてもある程度考えられるはずなのに、絵を描いて実際に数えていては、持っている能力を発揮することができません。
そこで、何度か絵を描いた後は、声掛けをして、本棚に本が並んでいて、右から7冊目が動物の図鑑というところを読みながら、空中に本が並んでいるのを数えているようなジェスチャーをして見せて、「動物の図鑑より右に何冊本があるの?」と尋ねたところ、ようやく頭に思い浮かべようとしてくれました。

絵を見て数えて答えを出すだけでは、イメージをしているわけではありませんので、頭はほとんど使っていない状態なのだと思います。それを、何度か書いた後、頭の中で思い浮かべさせるようにすることで、理解がひと段階進むのではないかと思います。

絵を描きたがらないのも困りものですが、よく考えずに絵を描いて、それを数えて答えを出すということは、ある程度の段階でイメージさせる方へ移行することが大事ではないかと思っています。

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2021年12月 7日 (火)

気を付けてみておかなくては。

来てくれた当初は、少し難しい問題もしっかり考えてくれる、なかなか筋のよさそうな子だなと思った低学年さん。数ヶ月経った頃から、宿題がいい加減になり始め、気になっていたところ、ここの宿題に限った話ではなく、原因は分からないものの、最近学校の宿題なども面倒がるようになったと、おうちの方から伺いました。

宿題に関してはまだいい加減な状態が続いていて、当初のやる気は今ひとつ感じられず、とはいえ、嫌々やっているというほどでもない、なんだかモヤモヤする取り組み姿勢。何かストレスになっているのか、単に勉強がめんどくさくなっているのか、どうも判断がつきません。

ただ、少なくとも算数に関しては十分能力がありそうで、ひとつ分かるとそのままだだだっと全部終わらせてしまうようなタイプでもあり、今回のレッスンでも2桁×1桁を宿題はほとんど手を付けずに持ってきていたので、2,3問、問題を指して尋ねながら考えてもらったところ、どう考えたらいいのか分かったらしく、そこからは全く嫌がることなく次々に正解していきました。
しかし、気になるのは、計算の仕方を理解して、量のイメージはないまま答えを出している可能性が0ではないということです。

例えば、36×4の場合、導入の段階で硬貨を使い、10円玉3個と1円玉6個が4組あれば、10円玉が12個、1円玉が24個になるので、120円と24円で144円というような考え方をしてもらい、その後、式だけのプリントに進むので、十の位の数を指して、「10は全部でいくつになるの?」と尋ね、「1は全部でいくつ?」というように尋ねると、初めはイメージしようとしてくれていたと思うのですが、2,3問やった後は、十の位の数のかけ算をし、一の位の数のかけ算をして、位を意識しながらたし算をするという作業をすれば答えは出ます。
機械的に処理をしてしまった場合、合わせるべきところを合わせ忘れて答えが4桁になったり、逆に12と24で(120と24になるべきものを)36と答えてしまったりということも起きがちです。

スラスラ解いている場合でも、きちんと意味を理解しているか、自分が何を計算しているか分かっているかは、気を付けてみておかなくてはと思います。

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2021年12月 6日 (月)

オフ

今日も更新お休みします。

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2021年12月 5日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2021年12月 4日 (土)

成長を感じる

発達上の困りごとがあってご縁を頂いた子とレッスンをするようになって1年半ほどになります。当初は4や5もぱっと見ただけでは把握できていない状態で、そこからその子も随分がんばってくれたので、できることはどんどん増えてはいきました。
おうちの方もかなり変化が見られたと喜んでくださっていたのですが、随分長らく、どうしても抽象的な点つなぎができるようにならず、それと同時に、教具などを使いながら何度も繰り返しても、100までの数が実感できていないように感じていました。

ただ、ずっとそこで足踏みをしていると、学校はどんどん進んでしまうし、本人もずっと同じことばかりだと嫌になってしまうかもと、数に関しては筆算で計算できるならしてもいいということにして、先に進みつつ、点つなぎの練習は継続してもらいました。

ここ最近、助けなくてもかなりいい線まで描けるようになってきて、それと同時に、やはりせめて100までの実感が伴っていないと、この先どんどん難しくなっていくのではという思いもあったので、久しぶりに100までの数をおさらいしてみることにしました。

すると、以前は何度やっても、10の棒を1,2,3…と指で押さえながら数えていたのが、3本や4本ぐらいはぱっと見てわかるようになり、3本と3本に区切ったり、4本と4本に区切ったりして尋ねると、それを合わせて6本や8本と答えられるようになっていました。
反応が明らかによくなったのが分かりましたし、指で数えなくてもある程度答えられるようになったのは、何より大きな変化でした。

点つなぎができない段階で無理をさせても無駄になってしまうのだなということを改めて実感するとともに、コツコツがんばってくれたことで、また成長したんだなと、とても嬉しく思いました。

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2021年12月 3日 (金)

それでも嬉しかった

今週のあるレッスンでのこと。算数が苦手になってしまってから来てくれた子で、変化は見え始めているものの、学年が上がっている分、きちんと理解せずにやり過ごしてきたところも多く、すぐすぐ結果につながるというわけには、いっていません。
今回のレッスンで、面積の学習をしていたのですが、長方形のたての長さと面積が分かっていて、横の長さを考えるもので、たても横も長さが2桁になるものがありました。九九の範囲で分かるものは比較的すんなり解いていたのですが、2桁で割る筆算もやや心もとないらしく(できるようになっていたはずなのですが、また曖昧になったようで)、一旦は割り算の筆算を書いたものの、答えが出せずに止まってしまいました。
さて、どうするかな、どう助けようかなと思っていたところ、手が動き出したので見ていると、全体の数から割る数の引き算をし始めました。1回引き、2回引き…と引き算を繰り返し、自分でわかる方法で答えを出そうとしているのを見て、ちょっと感動しました。

時間はかかりますし、もちろんまどろっこしいわけですし、学年を考えると、そんな方法で出すのは決してお勧めはできません。そもそも、既に習った割り算の筆算を忘れていることも問題といえば問題です。
それでも、算数が苦手で、全く頓珍漢な答えを書いてみたり、考えようにも何をどう考えたらいいのかも分からない様子だった子が、何回分かを知りたければ、何回引けるかを考えれば答えが出せるのだと自分で気づき、答えを出そうとした姿は、やはりとても喜ばしいことだと思うのです。
ただまあ、これにはオチがありまして、引き算を繰り返して答えが0になったとき、その子が言いました。

「あ、しまった!何回引いたか数えてなかった!!」

思わず笑ってしまいましたが、そうやって自分で考えようとしたのはとてもいいことだと伝え、筆算を本当に忘れているのか、もう一度書いてもらってから、少しだけ助けはしましたが、どうにか筆算で解いてもらうことができました。
ぱっと答えが出るのはもちろん褒められることなのだろうと思いますが、まずは自分の頭を使って、一所懸命考えることが何より大事で、そうやって自分で答えに辿り着ければ、少し自信が増すだろうと思います。
この調子でコツコツがんばってくれるといいなと思っています。

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2021年12月 2日 (木)

気の毒なことに…。

ビルの大規模修繕は、いよいよ共用部の壁などのペンキを塗り始めていて、今日出勤してきたときには、工事のお兄さんたちが「(階段の両側の壁)塗りたてなんで気を付けてくださいね」と声をかけてくれたので、安心していたのですが、最初のレッスンの子が来たときには下に誰もいなかったとのことで、恐る恐る上がってきました。
その後、予定の時間を過ぎてももうひとりが来ないので、念のためおうちに電話をしたところ、入っていいかどうか分からず(恐らくビルの入り口付近にペンキの缶など色々なものが置かれていたからではないかと思うのですが)おうちに戻ってしまったと。
再び来てくれたときにもまたタイミング悪く工事の方に合わなかったとのことで、気の毒にも服が壁に触れてしまったらしく、白いペンキが服の右肘のあたりに付いてしまっていました…。
おうちの方との連携でほぼ取れたのは不幸中の幸いでしたが、そんなこんなで、作業をしている方の人数が少ない分、いつも下に人がいるわけではないようで、案内も出してくれてはいないとなると、今日のように子どもが帰ってしまわないよう、より気を付けておかねばと思います。
ここまでご不便をおかけすることになるとはさすがに思っていなかったのですが、今月半ば頃まで何卒ご容赦ください。

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2021年12月 1日 (水)

12月

今日でカレンダーが最後の1枚になり、年末を意識せざるを得なくなりました。
1年は本当に早いですね。そして、この分だと、コロナ禍は丸2年経ってもまだ収束しないかもしれないなと、憂鬱な気持ちにもなります。

新1年生で入学した子達にとっては丸2年間の学校生活が、本来なら「異常」な状態で過ぎているというのに、もしかしたら、それが当たり前の感覚になってしまうかもしれません…。「マスクを外していいよ。」「給食のときには机をくっつけて、おしゃべりしてもいいよ。」と、そんな当たり前のことを、今の1年生、2年生はどんな風に感じるんでしょうね。
教室でも子ども達がみんなマスクなしでおしゃべりできる日が早く訪れてほしいと、心から思います。

何はともあれ今年もあと1か月。みんな元気に過ごせますように。

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