つながったりつながらなかったり
子ども達とレッスンをしていると、こちらが何も言わなくても、感覚的に理解してぱっと答えがわかることがあり、すごいなぁと思っていると、なぜか次の問題になるとその感覚は突然閉じてしまったかのように、頓珍漢な答えが出てくるというようなことが起きたりします。
今日のレッスンでも、分数の学習を始めたばかりで、分数自体がまだよくわかっていない子が、折り紙を半分に折って切り、切ったひとつを折り紙の2分の1だということを確認した後、折り紙を4つに折って2つ切り、それは4分の2と確認する前に2分の1(大きさが同じなので)と答え、その後も、8つに折って2つ分切ったものを、まだ何も聞かないうちに4分の1と答えていたかと思えば、10に分けたうちの2つ分(図に色をぬってあるものを見ながら答えられるものだったのですが)は20分の1と答えてしまったり、他にも、あれ?さっきのよりこっちの方が簡単なのでは?と思うものを、次々に違った答えを繰り出してきたりということがありました。
別の子は、100が42個は4200、56個は5600と答えたすぐあとで、100が40個が400になってしまい、そこから抜け出せなくなったりということもありました。(これに関しては、100のかけ算をしたら0が2つつくという感覚で覚えてしまっている可能性はありましたが。)
まだ小さい子たちなので、成長と共に安定感が増してくるのかもしれませんが、面白い現象だなと思うことが少なからずあります。
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