まだ自覚はないらしいけど
来てくれた当初は、はっきり言って目に力がなく、当然問題に向き合っていても全く楽しそうでもなく、自分の頭で何か考えているというよりは、どうならったかを思い出そうとし、曖昧な記憶で解いてみては間違うということを繰り返していた子が、一緒にレッスンするようになって5か月ほど経って、今ちゃんと考えているなと感じられることも増え、時々は笑顔も見られるようになりました。
見てわかるぐらいに目に力が感じられるようになってきましたし、以前は本当に数がイメージできていないのだなというのがひしひしと分かる状態だったのが、少しずつ、イメージできるものができてきたのも感じます。
さすがにこれだけ変わったのなら、少なくとも学校の授業で先生が言っていることは以前より分かるようになったのではないかなと思って、初めて本人に尋ねてみたのですが、シャイなその子はなんだかもじもじするだけで、否定するでもなく肯定するでもなく。
まだ本人が自覚できるほどの変化ではないのかぁと思いましたが、なんとか学年が上がるまでに、算数に対するコンプレックスを感じないぐらいになってくれるといいなと思います。
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