未だに読めない…。
年長の途中から一緒にレッスンをしている3年生さんは、元々天才系のユニークな子で、多くの子が苦戦するような問題をあっさり解いてしまうことがあるのに、ほとんどの子が問題なくクリアするような問題で悪戦苦闘したり、プリントの途中まで極めて順調に解いていたのに、ある1問だけ突如全く解けなくなり、どれだけ助け舟を出してもそこから抜け出せなくなったり、未だになかなか読めません。
そして、今週のレッスンでもそんなことが。
普段のその子の様子からすると、ここは苦戦するのではないかと身構えていた新しい単元。読むことがあまり好きではないその子は、文字が多いだけで抵抗を感じる印象があるので、新しい言葉もあれこれ出てくる上に、図で色々読み取らなくてはいけなかったりするその単元は(なぜかきちんとその子に向かって説明をしていても、全く耳に入っていないということも珍しくないタイプなので)、下手すると涙ものかも…とちょっと恐れていました。
しかし!普段は少しでも不安があると、すぐに合っているかどうか確認したがるというのに、それすらすることなく、次々に問題をクリア。多くの子が助けを必要とする問題までノーヒントで気づき、答えを出していきます。
何より、終始穏やかで、なんだか自信が漂っており、いつもとは違う人のようでした。
たまたま今回だけコンディションが万全だったのか、何かが成長したのか、それは分かりませんが、また新しい姿を見せてもらった気がしました。
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