子どもの気付き
レッスンでは極力教えず、子ども自身に気づいてもらえるようにということを心がけていますが、さすがに1人では難しいかなというようなときは、説明するのではなく、1、2問解いて見せたり、考えるきっかけになりそうな声かけをしたりもします。
自分で考えることが身についている子達は、余程のことがない限り、自分から解き方を教えてとは言いませんし、私とのレッスンが長くなるほど、私が何も言わないものは考えられるはずと思ってくれている子も少なくないのでしょう。
そういう子が考えあぐねている場合は助けなくては!となるわけですが、さすがに普段からしっかり考えている子達は、私が手がかりになりそうなことを言っている途中でも「あ!」と気づいたら、自分で考え始めたりします。そして、そのときに、私が言おうと思っていたのとは違うポイントに気づいて、私がハッとさせられることがあったりもするのが嬉しく思います。
子どもから新しい気づきをもらうたび、先に説明していたら、子どもも私もその気づきを得るチャンスを失っていたかもしれないと思い、見守る大切さを再認識します。
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