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2021年6月30日 (水)

6月最終日

SNSで友人がもう1年の折り返しなんて信じられない!と書いていましたが、確かにもう今日で半年が過ぎたことになるのですね。
例年以上にどこにも出かけない生活を1年数ヶ月続けていると、季節を実感する機会も減りますが、本当に早いですね。

このところ、連日のように新聞に大量の夏期講習のチラシが折り込まれているのを見て、早いなぁと思っていますが、のんびりしているとあっという間に夏休みに突入するのでしょうね。

7月に入りましたら、夏休み期間のレッスンについてのアンケートを、今年こそは少し早目に準備してお配りする予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

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2021年6月29日 (火)

想像がつかない…。

レッスンとは関係ないのですが、このところ、レッスンに来ると毎回、担任の先生に対する文句をしきりに言う高学年さんがいます。
小さい頃から通ってくれている子で、何かとぶつぶつ文句を言いたがる傾向があるとは感じているものの、今回はどうやらちょっと様子が違っていて、担任の先生のことをクラスみんなが嫌がっており、そのことを保護者の方達も知っていて、既に校長先生などにも自分たちの言い分を伝えているものの、未だ全く状況が改善することがないそうです。

小学生ぐらいだと、女子は何かしら好き嫌いを口にしたりしそうな気はするものの、男子まで揃ってそこまで担任を嫌がるというのは、果たしてどんな先生なんだろうと、むしろちょっと興味がわくほどです。

ただ、子ども達はなかなか担任を選ぶことはできませんから、もし本当にクラスの子の大半がその先生のことを嫌がっているのであれば、中学校と違い、担任が大半の授業を受け持つ小学校だと、毎日がさぞ苦痛だろうなとも思います。

その子の言うところによると、自分達にはこういうことはするなと怒ることを自分は平気でしたりするそうで、あくまでも子どもの側からしか、それも断片的にしか聞いていないので、実際のところは分かりませんが、少なくとも子ども達に誠実に向き合っている印象は受けません。
レッスンのたび文句を聞かされるのもなかなか辛いものがありますので、何とか早く状況が改善してくれないかと願うばかりです…。

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2021年6月28日 (月)

オフ

今日も更新お休みします。

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2021年6月27日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2021年6月26日 (土)

6月もあと少し

早いもので今日はもう6月26日。来週にはもう7月になりますね。
もう半年が過ぎたかと思うと、驚くばかりです。

今日のレッスンでは、発達がゆっくりでこれまでコツコツがんばって来ているものの、抽象的な点つなぎがなかなかできるようにならず、同時に100までの数の感覚がなかなか身に着かないで足踏みだった子が、随分スムーズに点つなぎができるようになってきていて、そのせいか、質問したことに対しての答えがすんなり返ってきたり、助けなしでも取り組める問題が結構あったりと、これが本格的な変化だったらいいなと思える場面が何度もありました。

その一方で、普段と違って反応が緩く、声をかけても聞こえているのかいないのか、ぼ~っとしているような子もちらほら。
来週は1週間の大半がぐずついた天気になるような予報でしたので、予報通りであれば、蒸し蒸し、じめじめ、その上マスクと、子どもがぼ~っとしそうな要素満載ですので、水分補給をしてもらったりしながら、がんばってレッスンに取り組んでもらえたらと思います。

来週もどうぞよろしくお願いいたします。

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2021年6月25日 (金)

慌ただしい2日間でした。

(仕事に全くない話題ですみません…。)実は昨日歳を取りました…。
一昨日鏡を見て、ああ、そろそろ美容院にも行きたいなぁと思ったところだったのですが、昨日はなぜか早起きできたので(睡眠時間的にはかなりの睡眠不足だったのですが…)思い立って美容院を予約。出勤前に美容院はなかなかバタバタするスケジュールですが、とりあえずスッキリして出勤し、木曜はレッスン終わりが最も遅い日なので、レッスンを終えて最低限の片づけ、翌日の準備をしたらもう22時前。
しかし、よりによって今日の午前中に2年サボっていた健康診断の予約を入れていたため、23時以降はお水とお茶しか口にできないということで、大慌てで帰り、ぎりぎり23時までに食事を終えて、今日も私にしては早起きの後(あくまでも私としてはですが…)、診断を終え、帰宅して食事をしてから、いつもより早目に出勤して、昨日やらずに帰った仕事をしつつ、レッスンスタート。20時20分に今日のレッスンを終えて、明日の準備などをして、あっという間にこの時間。
私にしてはやたらと慌ただしい2日間になりました。

まだ明日もフルにレッスンですので、今日は早目に切り上げて、明日に備えようと思います。
健診を受けたクリニックでは、今日の時点でもう8月初めまでワクチン接種の予約が埋まっているそうで、7月5日に予約できるようになってから申し込むとなると、集団接種会場を選んだとしても、いつ頃になるんだろうと一抹の不安が…。(ニュースで、集団接種や職域接種の受付を一時停止するような話も耳にしましたし…。)
とにかく感染対策をしながら、なんとか無事に過ごしたいですね。

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2021年6月24日 (木)

体重「9.9kg」

子ども達とレッスンをしていると、時々、つっこまざるを得ないような答えに出合うことがあります。
中にはいい加減に取り組んだ結果という子もいますが、算数があまり得意ではないような子は一所懸命考えたもののなぜ?!というような答えを出し、でも、苦手というのは算数に関しての感覚やセンスが十分には備わっていない場合も少なからずあるため、本人は違和感を抱くこともないなどというケースもあります。

で、今日のレッスンでは、算数がかなりよくできるため、学年よりかなり先に進んだことをしている低学年さんが、つっこまざるを得ない答えを書いてきていました。
体重の平均に関する問題で、体重を測った日には一人休んでおり、その時点のクラス平均の体重も、休んだ子が加わった平均の体重もどちらも30kg台で、休んでいた子の体重を求める問題に(その時点で休んでいた子もほぼ間違いなく30kg台なのですが。)その子が書いてきていた答えが「9.9kg」でした。

「9.9kgって、そんな小学生、さすがにおらんでしょ。」

そういえば、「ああ、そうか~」と返ってくるかと思ってい。たのですが、「え?そうなん?おらんの?」と、これまた予想外の答えが。(汗)
「さすがに小学生で9.9kgはおらんのちがうかなぁ。もしおったとしたら、病気で入院して動かれへんとか、そんなん違うかな」と言っても、まだ「へぇ~、そうなんや。」と。

レッスン終盤だったので、お母さんがお迎えに来られていて、お母さんも笑っておられましたが、お母さんに「僕の体重どんぐらいやったっけ?」と尋ねていました。
小学校低学年、中学年ぐらいだと、まだそういう子も結構いるのかもしれないなと気づかされると同時に、結構細身のその子自身がその2倍以上の体重なのですから、少し考えれば気づきそうな気がするのに、興味がないと知らない、気付かないということはあるんだなと改めて感じました。

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2021年6月23日 (水)

らしくない

今日はある中学生の期末試験が返却されたとのことで見せてもらったのですが、その子はスピードこそないものの、コツコツ丁寧に問題に取り組むので、ミスが極めて少ないことが大いなる長所だというタイプなので、今回の試験範囲であれば、計算中心で結構点数を取ってくるのではないかと思っていました。

しかし、見せてもらった答案は、悪くはないものの、思ったより点数が取れていませんでした。問題が難しかったのかな?と思って間違っているところを見てみると、教室では間違ったことがないようなミスをしたり、レッスン中にも、それは間違える子が多いからくれぐれも気を付けるよう言ったことにしっかり引っかかっていたり、とにかく「らしくない」ミスで結構点数を落としていました。

一番驚いたのは、連立方程式の基本問題で片方の解は正しく求めた後、代入してもう片方の解を解く際に、どうみてもこのときおかしかったんだろうなというようなミスを3連続でしていたことでした。(そこだけでも9点!!)

本来取れていたはずの問題の点数を加えると、余裕でかなりの高得点だったことが分かり、なんとも気の毒になりました。
算数がとても苦手だった子が、コツコツがんばって、中学入学後も常に思った以上に得点をしてきていただけに、本人も残念がっていましたが、試験は一発勝負で、理解していたのにうっかり間違っても、理解していなくても、間違いは間違いですから、ある意味残酷ですね…。

中間試験は大丈夫だったので、トータルではそう悪い成績はつかないと思いますが、初めて本人が数学で失敗したと感じたテストだったかもしれません。

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2021年6月22日 (火)

多分正しいのだけど

教室の子ども達には、必要だと感じたときには、宿題にしろ、ここでの課題にしろ、自分のために学ぶのだから、怒られるのが嫌で適当にするぐらいならしなくていいし、ここが学校とかではないのだから、嫌なのに我慢して来る必要もないという話をします。
学ぶのは自分のためだというのは多分正しいと思いますし、嫌々やっても身に着かないのでやらないのと大して変わらないというのも、脳科学的に正しいようですので、私が子ども達に言っていることは恐らく間違ってはいないのですが、それとは別に思うことがあります。

例えば、子どもでなくても、人はきっとほぼ例外なく、自分のためにがんばるよりは、大切な誰かのためにがんばる方ががんばれるのだろうと思います。大切な人や好きな人に喜んでもらいたい、役に立ちたい、褒めてもらいたいなど、他者がいるほうがモチベーションが上がるという場合は多々あるのではないでしょうか。

私は家ではひとりなので、食事も体を壊さなければ何でもいいや…と思いがちですし、家事も自分のためにするわけですから、やっても誰かが褒めてくれるわけでも、気づいてくれるわけでもなく、なかなかやる気は出ません。(もちろん、一人暮らしでもきっちりされている人もいると思いますが。)

子ども達に対して、特に宿題を嫌がるような子に対して、ここが学校とは違い、嫌なら無理に通う必要がないところでもあるので、自分のためにするのだから、嫌なら無理にしなくてもいいというのは間違いではないとは思うのですが、それだけだと、やる気を出せるかというと難しい面も大いにありそうだなと。

怒られるのが嫌だから嫌だけど我慢してやるというのは、学習効果がほとんど望めないようですから、それは避けねばなりませんが、例えば、がんばったら大好きなお父さんやお母さんが褒めてくれるとか、喜んでくれるとかがあって、そのためにがんばるというのはあってもいいのだろうと。
テストでいい点数を取ったら何かを買ってもらえるというようなご褒美的な仕組みは、個人的にはあまりいいとは思いませんが(ご褒美がなければやる気が出ないということになりかねないので)、誰かを喜ばせたい、好きな人に褒められたい、そういう動機でがんばれるのであれば、それはとてもいいことなのかもしれないと。
私も、宿題に関して、やってくることを当たり前と思うのではなく、もう少し、褒める機会を見つけられるよう努力しなくてはと思います。

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2021年6月21日 (月)

嬉しいお知らせ

教室を始めて数年目の頃、高学年から中学の初めまで通ってくれていた子は、その後、発達上の困難があるとわかり、色々苦労もあったようですが、数年前にとても素敵なお相手とのご縁があってお付き合いしていると、その子のお母さんから伺っていました。
教室を始めてからあと少しで確か満18年になるので、年長さんでさえ十分成人していますから、その子もすっかり大人の女性になっているのですが、長らくご無沙汰だったにもかかわらず、先日、結婚のお知らせが届きました。

葉書を送ろうと思ってもらえたこともとても嬉しく、また、色々苦労があったと聞いているので、一層、素敵な伴侶を得てよかったなと思います。
小学生がメインの教室なので、こうして結婚報告をもらえるとは思っておらず、本当に嬉しいですが、もしかすると知らないところでかつてここに通ってくれていた子達がほかにも結婚したり、お子さんが生まれたりしているのかもしれません。

まだまだ力不足ではありますが、18年は結構長いんだなと改めて感じます。

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2021年6月20日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2021年6月19日 (土)

子どもの気付き

レッスンでは極力教えず、子ども自身に気づいてもらえるようにということを心がけていますが、さすがに1人では難しいかなというようなときは、説明するのではなく、1、2問解いて見せたり、考えるきっかけになりそうな声かけをしたりもします。

自分で考えることが身についている子達は、余程のことがない限り、自分から解き方を教えてとは言いませんし、私とのレッスンが長くなるほど、私が何も言わないものは考えられるはずと思ってくれている子も少なくないのでしょう。

そういう子が考えあぐねている場合は助けなくては!となるわけですが、さすがに普段からしっかり考えている子達は、私が手がかりになりそうなことを言っている途中でも「あ!」と気づいたら、自分で考え始めたりします。そして、そのときに、私が言おうと思っていたのとは違うポイントに気づいて、私がハッとさせられることがあったりもするのが嬉しく思います。

子どもから新しい気づきをもらうたび、先に説明していたら、子どもも私もその気づきを得るチャンスを失っていたかもしれないと思い、見守る大切さを再認識します。

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2021年6月18日 (金)

小さな変化かもしれないけど

よその教室から移ってきて数ヶ月の高学年さんは、当初、ろくに考えないうちに、次々と答えを繰り出してくる系の子で、宿題なども、よく考えずに適当にやっつけたんだろうなと思うようなものが少なくない割合で見られる状態でした。
あるときは、解答を丸写ししてきたのがバレバレの状態の宿題を持ってきたこともあって(それは見ただけで確信が持てる状況でしたが、万一私の思い込みだったらいけませんから、本人にも確かめました。)、そのときには、誰のために宿題をするのかということや、レッスンをする上で信頼関係がなければ私はがんばれないということなど、これが伝わらないのなら、お別れになっても仕方ないなと思いながら話しましたが、その後、嫌がるそぶりもなく、毎回元気にやってきて、これでもかというぐらいおしゃべりしつつ、問題を解いています。

それでも、先日私が本気で伝えたかったことは、多少は伝わったのかなという感じで、それ以降、その子なりに宿題をがんばってくれているようですし、レッスンでも、おしゃべりはするものの、以前より進んで考えようとしてくれるようになった気がします。
そして、前回のレッスンでは1問解くごとに、いくつ質問してくるの?というぐらい次々尋ねてきて、全く自分では考えられていないようにさえ思えたことが、今回のレッスンでは放っておいても(それでもしきりにおしゃべりしているのはなかなか興味深いものがありますが)、自分で考え、答えが出せるようになっていて、ちょっと驚きました。

考えずに、次々答えを繰り出してくる癖がついている子には、自分で考えて解けた快感を積み重ねてもらうことしか、考えることが当たり前という状態に切り替える方法はないのではないかと思っているので、やむを得ず突き放すこともありますが、嫌がらず問題に向き合ってくれるその子は、もしかするともうじき大きく変わり始めるかもしれません。
そのときを楽しみに、がんばっていこうと思います。

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2021年6月17日 (木)

長い1日でしたが。

芦屋や西宮の中学生はなぜか今週がもう期末試験で、どうして6月中旬が「期末」なのか、疑問でしかありませんが、試験前の振替などもあって、今日は14時30分から20時30分過ぎまでぶっ通しでレッスンになってしまいました。
おまけに、なぜかいつになく不調な子が複数いて、自分がしゃべっているつもりのことが違う風に聞こえているのだろうか?と不安になったほどでした。(苦笑)

芦屋、西宮の中学生は今週が終わればもう、夏休み明けまで定期考査がないわけで、子どもによっては遊び惚けるんだろうなという気もしますが、早く試験が終わってくれた分、数学で苦戦して来てくれることになった子とは、授業の進度をあまり気にせず、過去のおさらいをすることができるので、それは私にとっていいことではあります。
これから2学期が始まるまでの間に、苦手意識を和らげ、少しでも結果につなげられるようがんばらなくては。

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2021年6月16日 (水)

わかると穏やかになる

ここ2週にわたって、しきりにこちらを見て、答えが合っているかどうか確かめようとしたり、途中でトイレに行ってなかなか出てこなかったりという状況になった低学年さん。賢い子なので、すんなり理解できないことが不安なのかもしれないなとも思いましたが、その子は以前から間違えることに強い抵抗感があるようなので、間違えることは悪いことではないということも何度も伝え、すぐに分からない問題もたくさんあることも伝えつつ、極力助け過ぎないよう(その加減がなかなか難しいのですが…)試行錯誤を重ねてきているので、やはり教え過ぎ、助け過ぎになるぐらいなら、様子を見て、一旦保留にすることも考えていました。

しかし、今週は先週までとは打って変わって、答えを書くたびこちらを伺ってくることはなく、1つ1つ落ち着いて考えているのがわかりました。
もちろん、おうちでも取り組んでくださったのだと思いますが、少なくとも、きちんと考えられるようになっていて、その結果、悲しい表情になることもなく、ほぼ終始穏やかな表情でレッスンが進み、終わった後も笑顔でおしゃべりをしてくれました。

子どもが難しいと感じる場合、何度か取り組んでもずっと苦戦しているよう場合は、まだその問題に取り組む段階ではないということも考えられますので、保留にして時期を待つ必要もあるかもしれません。ただ、簡単なものばかりしていても、頭をしっかり使うことはありませんから、初めは難しそうにしていても、どうにかこうにか解いているようなら、量は加減しつつも、がんばって取り組んでもらい、そのうち穏やかな表情に変わるはずなので、それをきちんと見届けることも大事なことだと思います。

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2021年6月15日 (火)

悩ましい…。

年長の頃からレッスンをさせてもらうようになり、もう数年経つ子なのですが、多分性格なのだと思いますが、少しでも不安なときは合っているかどうかを確かめてくる癖がなくなりません。
算数が苦手な子であれば、また対応も変わってくるのですが、その子の場合、決して苦手なわけではなく、問題によってはむしろ、そんなのを何も書かずに解けるの?と驚かされたり、多くの子が嫌がるところを全く苦にせず取り組んでくれたりもするので、私としては、自分で自信をもって答えを出してほしいと思いますし、確認しないと不安という状態からなんとか抜け出してほしいと思うので、「自分で思う答えを答えて」というような対応になりがちです。

実際のところ、テストなどでは誰かに聞くことはできませんし、そもそも、ここに来てもらっているのは、成績をあげるとか、点数を取れるようにするとか、そういうことではなく(結果的にそうなることがほとんどですが)、自分の頭でしっかり考え、答えを出す、決断するということの練習のため、ひいては、よりよく生きていくために必要な力をつけてもらうためだと思っているので、合っているかどうか自信がないものを「合ってる?」と尋ねてきた場合は仮に合っていても、その子にはまだ自信がないない、もしくはまだしっかり考えていないのかもしれませんから、正誤は答えても仕方がありません。(それを聞いて、違うと言われたからもう一度考えるというような癖は付けない方がいいと思っていますので。)

もちろん、幼い子などは、初めのうち、ある程度しっかり考え、きっとそれが正しいと思っていても、不安で尋ねてくるような時期がある子もいますが、そういう子達も成長と共に自然と、いちいち確めなくても大丈夫になっていくことが多いように思います。ですが、その子を見ていると、今も幼い頃の不安な状態が続いているような印象もあって、突き放してはいけないのか、でも、手助けし過ぎるのは絶対子どものためにならないし…と判断に迷います。

子ども達はみんなそれぞれに違う個性、性格を持っているので、ひとりひとりにバッチリの対応というのは、何年やってもなかなか難しいですね…。

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2021年6月14日 (月)

オフ

今日もレッスンはお休みで、少しだけ大型書店へ。
新型コロナ禍以降、三ノ宮にすら出ない生活をしているので、本などもオンラインで買えるものはオンラインでということが多いのですが、実際に手に取って、中を確かめられることや、知らなかったけど面白そうと思える本に出合えることなど、やはり実店舗の良さはありますね。

明日からまた1週間、どうぞよろしくお願いいたします。

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2021年6月13日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2021年6月12日 (土)

暑さのせいでしょうか

土曜は平日よりはレッスン時間が長くなることが多い上、週末なので、そのせいもあるかもしれませんが、今日はレッスン途中に、最後まで持つだろうかとちらっと不安がよぎったりもして、やはり暑さのせいもあるのかなぁと思ったりしました。

なにより、普段も子ども達が来てレッスンが始まると、ほとんどの場合、切れ目なく連続で子ども達が来るので、今日は12時半ごろから18時頃まで、無休憩のみならず、水分補給もできませんでしたので(それはほぼいつものことではあるのですが)、まだマスク生活が続いていることを考えると、熱中症にも気をつけなくてはと、ちょっと反省もしました。

昨年もお願いしていましたが、暑くなってきましたので、レッスンの際、お子さんにお水やお茶などを持たせて頂けるとありがたいです。
来週もどうぞよろしくお願いいたします。

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2021年6月11日 (金)

極めて珍しい

元々、うちの教室は小学校低学年がメインなので、高学年、中学生と学年が上がるにつれ、人数も少なくなることが多く、特に中学生に関しては私が英語を一切指導できないので、6年生まで来てくれた子のご家庭には、他の塾などを探される方がいいと思うとお話しすることもあります。
ですから、中学生は毎年人数がごく限られていて、その少ない人数も男の子の方が多いか男女同じぐらいというパターンしか記憶にありません。

しかし、なぜか現在、男子0、女子5という、多分これまで一度もなかった人数構成になっています。中学生男子が0なのに、女子が5人もいるというのは、一体どうした?と思ってしまうほどです。

ただ、その女子のうち数人は、中学生になってからご縁を頂いた子達で、数学で苦戦していたり、強烈なコンプレックスを持っていたり、何らかのお悩みを抱えて、こちらに通ってくれるようになった子達が複数います。

幼児、低学年がメインの教室を始めたことで、図らずも中学受験をする予定のお子さんとのご縁を頂くことが多いのですが、元々自分がこういう仕事をしたいと思ったきっかけは、勉強ができるようになりたいのに、できなくて困っている子達の手助けができたらというものだったので、学年が上がってから、困った末、こちらを尋ねてくださることは、とても光栄で幸せなことだなと思います。

もちろん、教室を始めて、小さい子達をレッスンをさせてもらうようになって以降は、真っ白な状態の子達が、教えられて覚えて反復するという、面白みの少ない勉強に慣れてしまわないうちに、しっかり考えることが当たり前になってもらいたいという思いも同時に強く持つようになりましたので、小さい子達も大歓迎ですが、学年があがって、一般的な塾などでは結果につながらず困っているようなお子さんがおられたら、これからもご縁が頂けると嬉しいなと思います。

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2021年6月10日 (木)

成長なのかな

小さい頃から来てくれていて、おうちの方も宿題など一緒に取り組んでくださったりしていたものの、なかなか数の感覚が身に着かず、計算で四苦八苦してきた子が3年生になって、なんだか変わってきたような印象を受けています。
その子の場合、数の感覚が身に着きづらそうだというだけではなく、足し算はともかく引き算を特に嫌がり、教具などを何度も使ってレッスンしても、暗算は難しく、筆算を書いてどうにか…という状態が続いていました。更に言えば、筆算をしても、引き算だと間違えることも少なくなくて、サボっているわけではないだけに、気の毒に思ったりもしていました。

ですが、ここ数ヶ月、計算を嫌がる感じがなくなり、少なくとも前向きに、時には少し楽しそうに取り組んでくれるようになったのです。
そうはいっても、まだ計算が速いとは言えませんし、苦戦するものもありますが、それでも、その子自身が考えようとしてくれるようになったこと、嫌がらなくなったこと、時間がかかろうとも、図を描いたりして考えることができるようになったことは、私から見ると大きな変化です。

子どもは伸びるときは突然ぐんと伸びることもありますし、ついこの前まであんなに苦戦していたのにと思うものを、そんなことはなかったかのようにスイスイ解けるようになることもありますので、その子もステップを上がる時期が来たのかもしれません。
得意にまでなってくれなくても、嫌いではなくなってくれたら、本人も楽になると思いますので、その日が近ければいいなと思います。

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2021年6月 9日 (水)

梅雨はどこへ?

今年は早い梅雨入りだったようですが、その後さほど雨が降るでもなく、今日はもう夏の気温でしたね。

このまま夏に突入するのか、この暑さの上にじめじめの梅雨が来るのか…。どちらにせよ、マスク生活が続いているので、本当に大変ですね。子ども達も可哀想です…。

そういえば、今日は普段ミスがとても少ない中学生の反応が鈍かったり、ミスがちょこちょこあったりしたのですが、あれも暑さの影響があったのかも。

感染者数は減ってきているものの、更なる変異株も見つかっているようですし、まだまだ安心できそうにありませんね…。皆さま、新型コロナにも熱中症にも気をつけてお過ごしください。


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2021年6月 8日 (火)

初めての出来事

勉強、宿題は自分のためにするのだということは折に触れ、子ども達に話してはいるのですが、それでも残念ながら、時々、宿題でズルをしていることに気づいてしまうことがあります。
プリントの宿題は子ども達に答えを渡すことはありませんが、国語や、算数、数学でも必要に応じてワークブックなどの答えを渡すことがあり、その答えを写してバレたりというのは典型的な手抜きのパターンですが、今週のレッスンで、多分、そこそこ長く子ども達と一緒に勉強していますが、その私でも多分初めての珍しいパターンのズルを目にしました!!

もう、一体どうして??どうしてなの???と、怒るより、あまりにおかしくて笑ってしまいそうなズルだったのですが、それは何かというと、3桁×3桁の筆算の宿題で、それぞれの位を掛けた答えを確認していくと、1段だけ合っているとか、3段とも違っているとか、計算は合っているけど位の位置がずれていて、そのまま足すと答えは合わないとか、そんなミスを多発しているのに、なぜか最終的な答えだけは全て合っているのです!!!!(笑)

比較的新人さんの上、算数で苦戦していて、うちに来てくれることになった、とても一所懸命で真面目な子なので、まさかそんな荒業でズルをするとは思っていなかったので驚きましたが、さすがにこれは言わねばなるまいと、「ねえ、ちょっと聞いてもいい?」と切り出して、その子が書いた筆算の答えのところを見せ、「ここは合ってるけど、こことここは違うのに、答えは合ってる。これも、ここが違うのに、足した答えは合ってる。これなんて、これ足してもここまで(5桁)にしかならないのに、答えは合ってるのよね。なんでかなぁ?」と尋ねたところ、ひたすら無言。(笑)

まだ新人さんの上、できないところがたくさんあることはわかっているので、できないところは空けてきてもいいと伝えてあり、わからないところをおうちで解き方を教えてもらわなくていいと初めに言ってあっただけに尚更、一体どうして??と思いましたが、電卓なりを使うのであれば、それぞれの位を掛ける計算も電卓ですればバレなかったかもしれないのに、そこは残念ながら、多分その子は筆算の計算の意味をまだきちんと理解できていないようなので、思いつかなかったのでしょうね。

それにしても、なかなだ大胆で斬新なパターンのズルに本当に驚かされました。(笑)

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2021年6月 7日 (月)

どうにかならないのかな

多くの小学校では、例えば、かけ算の学習をした後にはかけ算についてのまとめテストをするというように、習ったことについてのみのまとめテストをすることが多いようで、それはつまり、文章問題が出てきたとしても、かけ算のまとめテストなら、出てきた数をとりあえずかけ算すれば、そこそこ高確率でマルがもらえるというようなことが起こります。また、それはあらゆる単元で同じようなことが起きている可能性があります。
その結果、持ち帰ってくるテストはほとんどが高得点で、算数はできていると思っておられる保護者の方が、高学年に差し掛かったあたりで突然、なぜ急にできなくなったの?と戸惑われるというようなことが起ったりします。

教室では、問題を作る際に、学習した内容を使えば解ける問題以外に、これまで習ったどの計算をするか考えねばならないようなものも、なるべく入れるようにしていますし、そもそも、よく考えずに適当に解いていそうだと感じた場合には、どうしてその計算で答えが出るのかを説明してもらったりしますので、理解していないけどとりあえず答えを出したというようなことはほとんどないはずですが、学校や一般的な塾などでは、一斉指導になりますし、テストのつくりは上記のようなものが多いので、保護者の方が気を付けていないと、実は内容は理解していなかったというようなことが起こり得るのです。

まとめテストの作り方をほんの少し変えるだけでも、子どもの理解度に保護者の方が気づきやすくなるのではと思うのですが、どうにかならないものでしょうか…。

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2021年6月 6日 (日)

オフ

今日は更新お休みします。

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2021年6月 4日 (金)

急激な変化を感じる

ある年長さんとのレッスンでのこと。
賢い子なのですが、前回までは10までの足す・引くをしていても、指は折らないまでも、頭の中で1つずつ数えているように感じることがあり、そろそろ20までに行こうかと思いはすれど、もう少し10までをした方がいいのかなと思ったりしていました。

それが、今日のレッスンでいきなり、9-2-4=のように2回引く引き算を尋ねたところ、明らかに教具が思い浮んでいて、前回までとは比べ物にならない理解度、速さになりました。

子どもに限らず、学びの成果が出るのは、ほとんど変化が感じられない時期を経て、ぴょこんとステップを上がる感じになることが多いようですから、ちょうどこのタイミングでステップを上がったということなのかもしれませんが、たった1週間でこんなに反応が変わるのか!と、改めて驚きました。

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2021年6月 3日 (木)

道のりは長そうだけど

先日から一緒にレッスンさせてもらっている中学生さんは、真面目そうな子なのですが、少なくとも算数、数学に関しては、かなり早い段階から理解が曖昧なところがあちこちにあるまま、年を重ねてきたようです。
塾にも行っていたとのことなので、その塾は一体何をしていたんだ??という気にもなりますが、大半の塾は解き方を教えて、それを覚えて使えるようになりなさいというような授業なのだと思いますから、興味がないことはすぐに忘れてしまうのも無理はないでしょう。

受験生になったらさすがにじっくりおさらいはしていられないので、今しかないと思い、小学校の内容からおさらいしていますが、覚えておかなくてはならないことも、ただ覚えようとしたんだろうなという感じで、今日は16と20にとって80は何かを尋ねたところ(その昔、教わったことを覚えて解くという勉強しか知らなかった私も迷っていた記憶はありますが)、迷った末、どうにか出てきた答えは「最大公倍数」でした。

その子だけの話ではなく、覚える言葉として説明されてしまうと、どっちが最大でどっちが最小だったかを迷う子はそう珍しくはないのです。(信じられないかもしれませんが。)倍数、公倍数、約数、公約数という言葉の意味は覚えておかねばなりませんが、「最小」公約数は全て「1」になってしまいますし、「最大」公倍数は、数は無限に大きくできるなら、答えようがありません。
ほんの少し考えさえすれば迷いようのないことを、遠い昔、子どもだった私はちょっと迷っていた時期があった記憶がありますし、塾講師時代には結構間違える子もいましたので、考える前に教えられることの弊害は相当なものがあるなと感じます。

真面目さゆえに、どうやって解くんだったかを思い出そうとするその子には、どんな方法でもいいからまず解いてみてもらい、その後も、こんな解き方も、こんな解き方もあるよと、色々な解き方、考え方を提示するようにしています。
解き方がひとつしかなければ忘れたら解けないと思い込んでしまう子もいるかもしれませんが、今その子には、あれこれ考えたら解けるものも結構あると感じてもらうことの方が大事なのではと思っています。

今の学校の学習内容に追いつくまでにはまだ道のりは長そうですが、曖昧なところを詰めていくことで、おさらいしかしていなくても解けるものは増えるのではないかとも思います。恐らく、決して好きではないであろう数学を、どこまでがんばってくれるか、なんとか気持ちが続くよう気を付けたいと思います。

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2021年6月 2日 (水)

気づけるかどうか

自分にとっては説明されるまでもなく気づけたことを、気づかない子がいるということを、教室をしながら何度も学んできました。もちろん、自分にはなかった視点を子どもからもらうこともありますが、例えば、国語の問題で、記述の解答欄の大きさが問題によって違う場合、狭い解答欄に米粒みたいなサイズでびっしり答えを書くのは、ほぼ確実に正しい答えではありませんし、狭い解答欄がある一方で明らかにそれより広い解答欄にちょろっと10文字程度で答えを書いて、それが十分な答えであることもないと考えていいはずです。

もっと簡単な例では、15字以内という字数制限で、解答が10字以内に収まることはまずありませんし、15字程度でという場合は15字を少し超えると考えることが自然です。

これはテクニックと言われることもあるかもしれませんが、そもそも、大きな解答欄が必要ないのにわざわざ大きくしないし、10字で収まるのに、わざわざ5マス余分にマスをつけないというのは、問題を作る側の自然な発想だろうと思います。(わざとひっかけてやろうと考える問題作成者がいないとは言えませんが…。)

そういうことに気づけるかどうかも、問題が解けるかどうかに影響しているのだろうと思いますので、言われなくても気づける子はいいのですが、そこに気づけない子には、やはり繰り返し伝えていかなくてはいけないのだろうと思います。

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2021年6月 1日 (火)

やはり、急がば回れだろうか。

先日から一緒にレッスンをさせてもらっている高学年さんは、既に算数でかなり苦戦状態になっていて、これまで学校で習ったことも、理解できていないところ、忘れているところが、かなりたくさんあるようです。
それでも学校は先に進んで行ってしまいますし、なんとか少しでも追いつきたいと思ってしまうものの、焦って答えの出し方だけ教えて覚えさせるのは、長い目で見たら何の解決にもならないと知っているので、その子も辛いだろうと思いながらも、何とか粘って粘って問題を考えてもらっています。

そんな中、3桁×3桁のかけ算の筆算で、掛ける数の十の位が0のものを解いてきたものが(掛ける数が907だったのですが)、900の「9」を掛けた答えを十の位から書き始めていて、当然全く答えが違っていました。
単にうっかりしたのかなと思い、もう一度解いてもらったところ、やはり十の位から書いて同じことをします。それではおかしくないか尋ねると、今度は書く位置は変わらないまま、掛け算自体がおかしくなりました。

そんなとき、900の「9」は百の位なんだから、答えも百の位の下から書き始めなくてはダメなんだよと教えたら、その子は答えを出せるようにはなるでしょう。百の位だからその位置からときちんと説明をしたとしても、そう説明されたものはほとんど記憶に残らず、答えが合うときもあれば間違うときもある状態が続くだろうと思います。(大量に反復練習をさせて、体に覚えさせれば話は別ですが。)

でも、その子には数の感覚がないわけですから、テクニックだけを覚えても、ほとんど役に立たないでしょう。その子が理解しなくてはならないのは、7×9で63と出たその数は、100が63個あるということなのだということで、100を集めているのだから、答えが630のように十の位に0以外の数が出るはずはないということです。

先に進まねばならないことはわかっているものの、何度も十の位に書いては、その間違いに全く気付かないその子には、「今計算しようとしているのは7×900のところなのだから、900円のもの7個で630円になる?」というようなことを言って、足し算でも何でも、どれだけめんどくさく解いてもいいから、7×900がいくつになるか考えてと伝えました。

しかし、それも900×7を筆算で書き、6300と答えが出せただけのようで、先ほどまでの計算で何がおかしかったのかはまだぴんと来ていない様子でした。

高学年ということもあって、さすがに1,2年範囲まで遡る決心はつかず、数回レッスンをしていますが、ここは思い切ってそこまで戻る方が結局は近道なのかもしれないという気もして、ちょっと思案中です。

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