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2021年3月11日 (木)

基礎の大切さ

先月から一緒にレッスンをしている中学生さんは、小学校3年ごろから算数が苦手になり始め、そのまま中学校でも苦手意識を募らせ続けていたようなのですが、これまでにも苦手としているとか、苦戦しているとかいうお子さんには結構ご縁を頂いていたものの、想像以上に小学校の算数の取りこぼしがあることがわかりました。

先日驚かされたのが、1㎠がどんな広さか分からず、縦3㎝、横4㎝の長方形の面積や1辺5㎝の正方形の面積すらも出せない状態だということでした。取りこぼしの範囲があまりに広いので、今回の学年末試験では図形など、覚えれば点数につながるところを中心にしたものの、改めてどんな問題を間違えているのか見たところ、これはきっと計算の順序も曖昧なんだろうな、分数の掛け算、割り算もきちんと身についていないんだななどと、小学校の範囲のことが分かっていないのだろうと思われる間違いがたくさんありました。

学年末試験も終わったので、おうちの方にも本人にもこれから過去のおさらいをすると伝えていました。今回のレッスンから早速、念のため小3範囲からおさらいを始めたのですが、分数がほとんど理解できていなさそうだということが分かりました。小数が苦手でも中学校以降はさほど困りませんが、分数自体が理解できていなければ、様々な問題が解けなくなります。

短期間のうちにどこまでおさらいできるか、どこまでしっかり理解してもらえるかわかりませんが、本人がやる気になってくれているので学年が上がるまでにある程度なんとかなればいいなと思います。

算数、数学はほとんどの内容が積み上げですから、小学校の算数をきちんと理解していなければ、当然数学でも苦戦します。
ですが、算数を、単に解き方を覚える勉強ではなく、どうすれば解けるのか、なぜそれで解けるのかなどをしっかり理解しながら積み上げていれば、中学校、高校と進んでも、自然と考えられることがかなり出てきます。
しみじみと、算数の学び方は大事なのだろうと思います。

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