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2021年3月 8日 (月)

自分の好み

勉強とは関係ないというか、もしかすると正反対のような話題ですが、今日はレッスンがお休みの日ということでこんな話題を。
子どもの頃は漫画も普通の本も結構色々読んでいましたが、大人になってからは漫画はほぼ全く読まなくなっていました。ですが、最近はスマホで気軽に無料で読めるアプリが色々あって、ちょっと気になった漫画を読み始めたところ、すっかりはまってしまいました。

利用しているいくつかのアプリでは、途中まで無料で読めるものや、漫画によっては最後まで無料で読めるものもあって、気になったらちょっと読んでみて、気に入ったら続けて読む感じで、初めは無料なので、気になったものを気軽に読んでみることができ、気に入らなければ、これまた気軽に読むのをやめられます。(無料だと、最後まで読まないと、なんかもったいないとかいうことは感じずに済みますので。)

そんな感じで、かなり色々な漫画に触れていると、これまで自分でもはっきりと自覚していなかった、自分の好みというのもが見えてきました。
子どもの頃から怖いお話やグロテスクなお話は苦手ですし、やはり子どもの頃から職人さんへの憧れのようなものはずっと持っているので、自然と、ホラーとか暴力シーンがありそうなものとかは避けますし、靴職人とかパン職人とか、何かを作る人が主人公のものには惹かれるというのは自分でも納得なのですが、それ以外だと、とにかく和む、癒されるというような、ほのぼのした平和なストーリーが好きなのだということも改めてしみじみ感じました。

自分でも少し不思議だったのが、元々、あり得ないような設定、薄っぺらなストーリーというのは楽しめないほうだというのに、異世界だの、魔法だの、転生だのと、設定自体が初めからあり得ないほのぼのストーリーは楽しめるという発見があったことです。

これは漫画の話なので、子ども達に役に立つ話ではありませんが、この発見を通して感じたのは、とにかくまずは好き嫌いを決める前にちょっとでもかじって(読んで)みる。そして、たくさんのものをちょこちょこかじってみることで、自分の好みがはっきり見えてくるということでした。

小さいお子さんに色々な経験をさせてあげたいと、たくさんの習い事をさせてあげたり、色々なところに連れて行ってあげたりという親御さんは少なくないと思いますが、習い始めたのだから簡単にやめてはダメとか、あれこれ色々やり過ぎるのはダメとかいうのは、特に小さい時期には当てはまらないのではないかなという気が少ししました。
たくさんのものを少しずつでも経験することで初めて気づくことがあったり、自分の好きなこと、嫌いなことがはっきりわかってくるということがあったりするのだとしたら、小さい子であれば、楽しめないことは辞めてしまっていいように思いますし、本人が楽しいのであれば、しばらくはいくつか並行して様子を見て、一番好きなことは何か見極めていくというのも有効なのかもしれないなと。

それと、これはまた少し別の話ですが、読んでいる漫画の中に、ある程度昔の史実や、その頃の生活を踏まえて描かれているものが、結構色々あって、私は世界史や地理に全く興味が持てなかったのですが、昔のイタリアが舞台の漫画や北極圏の国が舞台の漫画などを見ていると、その国や文化に興味が湧いてきたりします。そういう漫画は書店ではなかなか見つけられそうにありませんから、アプリで漫画を見られるようになったというのは、メリットもありますね。

長々と漫画の話で失礼いたしました。

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