ほぼバトル(苦笑)
今月からレッスンを始めた高学年さんは、どうやらもう完全に私に慣れたらしく、それに関してはひと安心。計算スピードは速いし、恐らく頭も決して悪くないと思うのですが、習ったこと、書かれていることを覚えて、自分で深く考えるところまで行かないうちに「処理」というか「作業」というかを繰り返していたんだろうなという感じで、ぱぱっと答えを書いて、間違っていると言われたら、また書き直してということが当たり前のようになっています。
そういう癖がついてしまっている子の場合、意地悪と言われようとも、どうしてそれで解けるのか、その答えはどういうことを表しているのかなど、とにかく「なんで?」「どうして?」「それはどういうこと?」と質問を重ねていきます。
子どものタイプによっては、それを不快に思う子もいるでしょうし、意地悪されていると思って腹を立てる子もいるかもしれません。そうでなくても、質問に答えられずもじもじしてしまったり、黙り込んで何も言ってくれなかったりする子もいるのですが、新人さんは質問に対してがんがん答えてくれるので、それはとても助かります。
しかし、その答えすらも、自分の頭の中を巡らせるより先に口から出ているような感じで、とりあえず答えて違うと言われたらまた別のことを答えて…とやりとりだけを誰かが聞いていたら、バトル、もしくは激し目の漫才?のような状態なのではと思います。
適当に答えてもけろっとしている姿が、だんだんおかしくなってきて、何度も笑ってしまいましたが、全くへこたれる様子がないのがその子のいいところだなと思います。
ちょっとパワーあふれる根競べのようになってきていますが、若いパワーに負けないよう、その子が自分の頭をしっかり使って理解できたときの気持ちよさを感じてもらえるまで、がんばっていこうと思います。
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