寂しいけれど
ある年長さんとのレッスンが今日で最後でした。ご家庭の事情で(もちろん、私の力不足が原因でお辞めになる方もおられますが、今回はそうではなかったようで、それはせめてもの救いですが)割と急なお別れになりました。
まだ年長さんの上、その子はまだまだ幼さの残る子なので、今日で最後といってもぴんとこないかもしれないし、わざわざ最後だからといわないほうがいいかもと、こちらからは何も言わずにレッスンを始めたのですが、レッスンの途中でその子から「今日でおしまいなんやんね?」と聞かれたので、「うん、そうね。」とだけ答えました。
それに対してその子はそれ以上何も言わなかったので、嬉しいのか、残念なのか、少しぐらいは寂しいと思ってくれているのか、何もわかりませんでした。ただ、心なしか、普段はふざけたりすることもあるのに、今日は時間中ほぼずっと一所懸命取り組んでくれていたようにも感じました。
元々は既に数に対して拒否反応が出た状態で来てくれたその子が、ちょっと楽しそうに数を答えてくれる姿が見られるようになったのは、とても嬉しいことでした。これからも着実に伸びていってくれることを願っています。
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