不思議なニュースでした…。
共通テストの際、カンニングその他の不正行為などで全国で4人の受験生が失格になったというニュースで、そのうちひとりがマスクを鼻を出した状態で着用し、それを6回にわたって注意されても直さず、最後には、直さなければ不正行為で失格になるとまで告げられたにもかかわらず、聞き入れなかったと聞き、頭には大量の疑問符が…。
病気など何か正当な理由があってマスクが着けられない人は事前に申告すれば対応してもらえたそうですし、受験料を払った上で、鼻だしマスクのために受験を棒に振るというのはどういうことなんだろう?ととにかく不思議でなりません。
ただ、それとは別に、そもそもは鼻を出してマスクをしているという状態は、他人への感染リスクが上がるというよりは、本人の感染リスクが上がる方が大きそうですから、厳密に言えばそこまで目くじらを立てなくてもと思う方もおられるだろうと思ったのですが、試験という場で、頭をフルに働かせねばならないとなると、鼻を隠してマスクをしている状態と鼻を出している状態では、取り入れられる酸素の量にはきっと明らかに差ができるだろうと。
教室の子たちを見ていても、マスク生活になってから、頭の働きが鈍っている子が増えているように感じますし、実際、マスクをしていると軽い酸欠状態が続いているというような話も聞きますから、鼻呼吸するその鼻がマスクでふさがれているか否かの差は、大学入試という場ではやはり、みんな同じ条件でとこだわる理由には十分なりそうだなと。
本当は教室の子達にもレッスン中はマスクを外させてあげたいのですが、私が万が一無症状で感染していた場合、マスクをしておいてもらう方が感染リスクを少しでも下げられると思うと、なかなか私の一存で外していいよと言ってあげることもできず、もどかしい限りです…。
早く、元気な人はマスクをせずに暮らせる日常が戻ってほしいですね。
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