嬉しい変化
1年ほど前によその教室から移ってこられた年長さんが、このところ色々な面で成長を感じられるようになって来ました。
そもそも、そんな小さい頃に教室を移ってこられたのは、通っていたところでは算数がキライになってしまいそうだったからとのことで、実際、来てくれた初めの頃は、ああ、お勉強嫌なんだろうな、数も見たくなさそうだな、これはいつまで通ってくれるかな…と感じる日々でした。
それでも、本当にその子が理解しているところまで戻って、その子のペースを見ながら進めていくことで、段々と変化が見え始め、少なくともレッスンを嫌がるようなことはなくなり、ひと安心。
子どもの成長のペースや性格は本当にそれぞれなので、見ている感じでは、まだまだ幼さが残る(年長さんなので当然といえば当然ですが)子どもらしい子どもという感じで、無理に急がせても、また嫌になってしまうかもと、本当に様子を見ながら少しずつ進んできました。
そんなわけで、今はまだ20までの足す・引くをしていますが、この頃はずいぶんよく考えてくれるようになり、例えば、答えが違っているのを指摘しても、自分はどう考えたのかを説明してくれるようになってきました。小さい子で、それも男の子で、自分がどう考えたかをきちんと説明してくれる子はなかなかいないので、その姿を見ると嬉しくなります。
結果的にその子の答えが間違っていても、説明してくれることでその子がどこで勘違いをしたのか確かめられますし、本人も納得がいくだろうと思います。この調子でがんばってくれたら、そろそろペースが上がってくるかもしれないなと、それも楽しみです。
| 固定リンク
« 11月もおしまい | トップページ | 可愛い抵抗 »
コメント