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2020年12月 5日 (土)

何が起きた?(笑)

子ども達とレッスンをしていると、ずっと一所懸命考え続けていた子が突然、電池切れになったように答えが出てこなくなったりすることがあるのですが、今日のレッスンでも、そんな場面に出くわしました。

その子はまだ1年生で毎回一所懸命に取り組んでくれて、計算などもかなり速いもので、早くしなくてもいいよと言っても、できるものは黙々とハイペースで解き続けるような子なのですが、あまりの勢いで解くので「大丈夫?急がなくていいよ?」「疲れない?」とこちらが心配して何度も声をかけたほどでした。

すると、「そのとき」は突然やってきました。かけ算の学習をしていて、今日は×10、5、1、2と順調に進み、×3の計算式だけが書かれたプリントまで進んだときのこと。10問のうち左半分は全く問題なくスラスラ解いていたので、次にしてもらうものを用意するのに少し目を離し、再びプリントを見たところ、なぜか右半分の答えが全て、40、20、50…というように何十の答えになっていたのです。
しかし、式に書かれた数字を足しても引いても、もちろん掛けても何十になるものがなく、更に言えば、どちらかの数字×10の答えになっているわけでもありませんでした。

?!?!?!

「え?どうしたの?こっち(左半分)は全部ばっちりだけど…」と言っても本人はきょとんとしていて、おまけに、どう考えてその答えになったかも説明できない様子でした。
なかなか珍しいパターンの電池切れだなと思いつつ、ひとまずそのプリントはよけておいて、全く別のパズル系の問題を考えたもらったところ、それはちゃんと考えられたので、もう一度戻ったら、全て正しい答えに直してくれました。

一体どんな思考回路につながっていたのだろうかと、何とも不思議な気分になりました。

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