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2020年12月22日 (火)

興味深い

まだ小さいのに、初めに通っていたお教室で既にちょっと算数に拒否反応が出た状態で来てくれた子とレッスンさせてもらうようになって1年ほどが経ちました。数に対しては興味があまり強くないようで、計算などをするときにはあまり楽しそうではないことも少なくないものの、当初の拒否反応はもう見られなくなり、このペースで行くと小学校入学までには100までの足す・引くもできそうかなという感じです。

幼さが残る子なので(幼児に対して「幼さ」というのも変ですが…)成長に合わせてぐっと伸び始めるのではとも思っていますが、今の時点ではややスローペースなその子も、ある課題に関しては常に目を見張ります。
それは話を聞いて問題に答えるというものなのですが、これに関しては、これまで多くの子達としてきたものの、一度読んだだけでは答えられずもう一度読む必要があったり、聞いただけでは条件が覚えきれず答えられなかったりという子が珍しくありません。
しかし、その子はほとんどの問題を一度読んだだけで答えてしまうのです。

今回の課題では、比べるものが動物4匹だったり、野菜4種類だったり、それがどんな順で並んでいるとか、一番重いもの、一番軽いものだとかを答えなくてはいけなかったのですが(集中して読まないと私もぱっとは答えられないかもしれないものだったのですが)数の学習をしているときの反応と比べると別人のように、自信にあふれ、楽しそうに答えてくれるのです。

その子の頭の中で、私が読む言葉がそのまま映像になっているのだろうと思うのですが、その能力は幼い子だから長けているのか、この先もキープできるのか、他にも色々興味深く思っています。

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