そうだったのね!?
今日の年長さんのレッスンでのこと。
その子はよくできる子なのですが、数のタイルが描かれている、計算式を書くプリントが目に入ると抵抗を示すことが多く、20までの数のときにはそんな反応はなかったような気もして、単に100までの数になったことで難しく感じているのかなと思ったりしていました。
抵抗を示す割には、やればきちんとできていたので、尚更なぜ抵抗を示すのかについて追究しようとまでは思っていませんでした。
しかし、その子との年内最後のレッスンで、その理由が判明しました!
今日もまた数のタイルが描かれたプリントを見つけ、やりたくないような反応をしたかと思えば、初めて「(式を)書くのめんどくさい。」と言ったのです。「答えを書くのはいいの。」とも。
思わず、「そうだったの??それならこれは面倒じゃないの?」と式だけが書かれたプリントを見せると、「うん。」とうなずきました。
小さい子は、書くことにもまだ慣れていなかったり、筆圧が強いのでたくさん書くのはしんどかったりすることもあるのでしょう。その子に、「じゃあ、式は言ってくれたら私が書くから、答えだけは書いてくれる?」と尋ねると、全く嫌がるそぶりなく「うん。」と答え、次々に大きな声で式を言ってくれて、私が書いた式の後に考えて答えも書いてくれました。
抵抗を示していた理由が問題が難しいからではなく、式を書くのが面倒だったからだとは気づかなかったので、もっと早くわかっていたら、更に進めるスピードが上がっていたかもと、ちょっと申し訳ない気持ちにもなりました。
年末に理由が分かり、すっきりと年を越せそうです。
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