考えることの大事さ
昨日のニュースで驚いたのが、最近活躍している若手俳優のひき逃げ報道でした。
咄嗟にパニックになって逃げてしまったと話していたそうで、いい悪いではなく、そうなってしまう人もいるだろうなと思いながら、被害に遭われた方達が命に関わるような事故でなかったのが不幸中の幸いだなと思っていました。
そして、その事故を目撃した70代の方が車で追いかけて、現場に戻るように諭されたという話には、咄嗟のときにそんな行動を取れるその方をとても素晴らしいとも思いました。
その俳優さんのことはテレビなどで見て知っているだけですので、事故直後に実際どんな状態だったのか、どんなことを考えたのかはわかりませんが、例えばそのときに、もし怪我をさせてしまった方達に思い及ばなかったとしても、逃げたら一層罪が重くなると考えられていたら、何より目撃者もたくさんいる状況で、逃げても逃げ切れるはずがないのだから、その場に留まるべきだと考えられていたら、逮捕されることにはならなかったのだろうと思います。被害者に思いが及ばず、自分の身を守りたいという気持ちの方が強かったとしても、その場に留まる方が得策だと、少し考えたらわかったのではと。(パニックだったというなら無理だったのでしょうけど…。)
テレビでコメンテーターの方が、咄嗟のときに人柄が出ると言っていたのですが、だとすれば尚更、普段から色々なことをしっかり考えられるようになっておくことがやはりとても大事なことなのではないかなと。
それにしても、活躍中でドラマや映画に何本も出ている俳優さんが、一瞬にして多くのものを失ってしまうという現実を見て、改めて車は怖いなとも感じました。
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