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2020年10月16日 (金)

たとえ苦手でも

教室に来てくれる子は、算数が好き、得意という子もいれば、算数が苦手、がんばっているけど思うように結果につながらないというような子もいます。
年長から来てくれている2年生さんは、小さい頃から既に数に対して身構えるようなところがあり、これまでのところ、数量感覚が身に付きづらいように感じています。足し算は嫌がらないものの、引き算になると極端に嫌がるというのも、割と一貫して変わっていないかもしれません。

それでも、小さいときから、きちんと考えて答えを出す、意味を理解するということを続けているからなのだと思いますが、少し前からかけ算の学習をしていて、ちょっと嬉しく感じることがあります。
学校であれば初めは九九の範囲(答えが100までのかけ算)に限定して学習することが多いと思うのですが、教室では敢えて、×11などの問題も織り交ぜて学習します。算数が苦手であったり、九九を暗記しただけの子などは、習ったことがない問題が出てくると、自分で考えるより先に「これ習ってない」などという反応をする子が少なくないので、何も言わずに×11の問題が混ざったプリントをその子に渡して、どんな反応がかえってくるか見ていましたが、全く当たり前に解いてしまう姿を見て、意味を理解していれば、こんなに普通に解いてしまうんだなぁと嬉しくなりました。

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