教材作り
今日はレッスンはお休みでしたが、出勤して教材を作ったりしていました。
問題を作るとき、どう表現したらわかりやすいか、読み間違いをしないかなども気にしますが、そういう目で教材を見るようになってから、色々なことに気づくことが増えました。
今日も約分や通分のあたりの教材をいくつか見ていたときに、「分母の方が大きく、分子と分母の差が~で、約分すると〇/△になる分数を求めなさい」というような表現があったのですが、約分した時点で分母の方が大きいのに、問題文の中に「分母の方が大きく」と断る必要があるのかな?と気になりました。
昨日のレッスンで中3の子が持ってきていた円周角や平行線と比のプリントでは、円の直径にあたるところに線が引かれていたり、接線が描かれていたりするのに、それを使わずに考えようとして悩んでいるものがあって、問題を解くのに使う必要がないのなら、わざわざ直径に線を引いたり、接線を引いたりしないんじゃない?と声を掛けましたが、こういうことも、慣れはもちろんあると思いますが、子ども自身が問題を作る経験をしてみたら、案外色んな気づきがあるのかもしれないなと思いました。
算数パズル系の問題を作っているときに、興味がある子は問題を作ってみるのもいいんだろうなとよく思います。
勉強は習って分かったつもりになっていても、人に説明できないということもあるので、人に教えることが自分にとっていい勉強になるというような話はよく聞きますが、色々なことについて、普段自分が身を置いているのとは反対の側を経験してみることで学べること、気付くことは多いのかもしれませんね。
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