わかりやすい反応
年長さんの途中から来てくれたその子は、数に関してちょっと苦労している感じで、おうちの方も無理に先に進まなくていいと言ってくださっていたので、その子のペースに合わせつつ、宿題もできなかったものはそのまま持ってきてもらうということで、様子を見てきています。
その後、少しずつできることの範囲、考えられることの範囲が広がってきて、問題によっては、多少面倒でもがんばって取り組んでくれるようにもなってきました。
ゆっくりながらも前進を感じられ、このまま、少なくとも算数に対して拒否反応を持たずに進んでいってくれたらいいなと思っていますが、今日持ってきてくれた宿題を見ると、足し算パズルや、以前は多分とても嫌いだった点つなぎなどは、かなりがんばって取り組んでくれているのが伝わってきました。やってきたプリントとできなかったプリントを分けつつ見ていると、単位を交換するものや足し算の問題は少々面倒なものもがんばって取り組んでくれていたのですが、7L-4Lのような、数字としてはかなり簡単な数のひき算のプリントは1問も手つかずで残されていました。
レッスンをしていても、足し算は結構すんなり考えてくれるのですが、引き算になると明らかに抵抗感が現れます。
以前にも書いていますが、ほぼ全ての子達が引き算より足し算が好きで、引き算は苦手、嫌いという子が多いのですが、ここまではっきり態度に出ると見ていてなんだかおかしくなってしまいました。
もちろん、そうはいっても学校などで必要に迫られたら解かなくてはいけなくなるでしょうから、嫌いだけどやればできるというぐらいにはなっていてもらいたいですが、元々は数全般に抵抗があったことを思えば、足し算にはほぼ抵抗がなくなった感じなのはやはり進歩なのでしょうね。
このまま、少しずつでも進んでいってもらえるといいなと思います。
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