成長?
小さい子達は疲れ具合や心の状態などが学習に大きく影響することがあります。
例えば眠かったり、何か嫌なことがあったりすると、全くレッスンにならないというようなこともありますし、何か嬉しいことがあってテンションが高いと、普段以上にできるということもあります。
今日の年長さんのレッスンでは、これまではまだ幼さが前面に出ている感じの子が、あれ?今日はなんだかお兄さんになった??と感じることがありました。
小さい子達は「~ください」とか「~です」とかいうような改まった言い方をすることが恥ずかしくて抵抗を示す子が少なくありません。例えば何かを忘れて貸してほしいときでも「筆箱忘れた」とか「消しゴム」とかいうだけで察してもらおうとする子が多いのですが、言う前に気づいて貸してしまうこともあるものの、できれば「消しゴム貸して」ぐらいは言ってくれるよう促すこともあります。
今日の子は、これまでの様子だと、何かを忘れて貸してほしいときももじもじしながら「消しゴム…」と言って止まるか、がんばって「消しゴム貸して…」というかだったのが、はきはきと「消しゴム貸してください!」と言ったので、ちょっとびっくりしました。
すると、それだけでなく、積み木の数の13個や17個など、個数が多いものもノーミスでスラスラ解き、聞き取る問題も読み終わらないうちから正解を答えてしまうほどだったりと、他にも様々なことがこれまでより速く正確にできていて、小さく驚き続けました。
子どもの成長はなだらかな坂上になるのではなく、あるときぴょこんと伸びることが少なくないとも聞きますので(子どもに限ったことではないかもしれませんが。)もしかするとひとつ「階段を上がった」のかもしれないなと感じました。
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