驚かされる
発達のスピードが一般的なお子さんより2年ほどゆっくりな状態のお子さんと少し前から一緒にレッスンをさせてもらうようになり、初めは4や5さえもぱっと見では判断できなかったその子が、あれよあれよという間に、4つのサイコロの目をぱっと見て「5と5と2と3」のように答えられるようになり、更には5と5で10、2と3で5だから合わせたら15」と、きちんと言葉で説明できるようにもなり、これまでがんばってきたものが繋がり始めているのかなと、目覚ましい変化に驚かされ続けています。
今回のレッスンでは、教具に蓋をしたままの状態でも、それが頭に浮かんで、見えていないけれど想像して答えてくれているのがはっきりと分かる瞬間があり、更に1歩大きく前進したのを感じました。
普通であれば、3までの数、5までの数、10までの数、20までの数と、それぞれそれなりに時間が必要なことが多いのですが、この子の場合はきっと、これまでにおうちの方やその子に関わる大人の方達が色々な働きかけをしてこられたものが頭の中にあるから、こんなに速いペースで意味を理解できているのかもと思っています。
無理をさせるつもりはもちろんないのですが、もしかするとそう遠くないうちに、少なくとも算数に関してはある程度学齢に追いつけるかもと思えるほどの変化とがんばりに、毎回驚かされています。
少しでも算数が楽しいと思ってもらえるよう、私も一層がんばっていきたいと思います。
| 固定リンク
コメント