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2020年9月 8日 (火)

理系の頭

私は理系崩れの文系と思っていますが、多分本当の理系の方の頭は、生まれつき「見える」頭なのだろうと思います。
そうでなければ、空間図形などの問題を頭の中だけでイメージし、考えることはできそうにないからですが、自分が理系ではないなと感じるもうひとつが、数学の用語や定義その他の説明の文章を読むと、拒否反応を起こしてしまうということです。

なんでそんなに小難しく説明するんだろう?もっとわかりやすく書いたらダメなんだろうか?としばしば思うのですが、そう感じることなくすんなり文字や式だけで言いたいことを理解し、説明できるのが、理系に必要な能力なのかなと。

今日も私立中の3年生の子と数Ⅰ・数Aをしていたのですが、確率でも集合でも関数でも、何でもかんでもPとかCとかfとかアルファベットで置いて、様々な記号、符号で表されるので、私はそれを一旦「日本語に翻訳」しなければ考えづらいのです。
そして、それは多くの女の子もそうであることが多く、記号や符号を私が「翻訳」して伝えると「な~んや、最初っからそう言ってくれたらいいのに!」というような反応が返ってくることも少なくありません。

もしかすると、このあたりも、物語などを読んで心情を読み取るのが得意な子と、そういうのは苦手だけど数学や物理などが得意な子などの脳の仕組みとかに関係しているのかもしれないなぁと思います。

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