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2020年9月 7日 (月)

先に覚えると…。

意味を考えずに先に覚えてしまうと、考える機会を失ってしまうということを、自分でも改めて感じることがあります。
特に、私にとって高校数学は、意味を考える余裕などないままに、とにかく習ったことを覚え、問題演習を繰り返し、かなりのスピードで進む授業に必死でついていっていましたので、大人になってから改めて数Ⅰや数Aの問題などを見て、ああ、これはこういうことだったのか!と理解することが多々あります。

そして、記憶力の衰えが著しい今日この頃なので、高校数学は必要になったときにその都度予習しては忘れてしまうのですが(中3の子で進度が速い場合ぐらいしか必要がないので、しばらくしないと、覚える必要があるものはやはり忘れてしまいます…。)、それでも、解き方だけはなんとなく覚えているようなものがあります。

今日予習していた二進法や五進法などの問題で、十進法の数を二進法に直すとどうなるかという問題は、どうすれば解けるかは覚えているので、答えを出すことはできました。ただ、どうしてそうすれば答えが出せるのかはもやっとした理解のままで、まだ完全に理解するところまでは詰めたことがありません。おおよそこういうことだろうなと思っていて、多分それで合っている気がするのですが、その「詰める」作業は多少集中力が必要なので、「さあ、やるぞ!」という気持ちになるか、必要に迫られなければ、面倒だなぁと思って後回しにしてしまうのです…。

これはきっと私に限ったことではなく、先に解き方を教えてもらったら、それ以上考えなくても問題は解けますので、よほど算数や数学が好きだとか、絶対にきちんと理解しないと気が済まないとか、説明できなければできたと見なされないので考えざるを得ないとか、そういう何かがなければ、考えずにやり過ごしてしまうのが普通なのだと思います。

ですが、例えば、私が高校時代、二進法を習ったときに、十進数を二進数に表す方法やその逆について、どうすれば計算できるか考えなさいというような問題を最初に与えられていたら、もしかすると何か違ったかもしれません。そうでなくても、解法を教えると共に、なぜその計算をすれば解けるのか説明しなさいという問題があれば、やはり何か違ったのではないかと思います。

ただ単に解法を覚えてしまうより先に、まず考えることは、一見非効率に見えるかもしれませんが、定着させるという面からも結局は効率がいいのではないかと思います。

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