サイコロキャラメル
生まれつき「見える」頭を持っていないので、私も決して得意ではありませんが、子ども達とレッスンをしていると、サイコロの展開図に関する問題で、さすがにそれはないでしょう?と思うような答えを出す子達がいます。
そういう子達は恐らく、私と同様に生まれつきは「見えない」頭の子なのだと思いますので、小さいうちから積極的に「見せる」ことが大事なのだろうと思います。
そんな中、ふと思い出したのが、自分が子どもの頃にはサイコロキャラメルというのが売られていて、しばしば家にあったなということです。
転がして遊ぶこともできますし、紙箱なので開いてたたむこともできました。子どもの頃は4つか5つパックになっていたので、一度にいくつものサイコロで遊ぶこともできました。
身近に遊びとしてあるものは、勉強しているという意識ではなく、楽しく経験することができるのではないかと思います。
残念ながらサイコロキャラメルは製造終了(今も北海道でだけ売られているのかもしれませんが)してしまったので、おうちで子ども達が気軽に大きめのサイコロを転がして遊ぶ機会というのはそうそうないのだろうと思うと、それはちょっともったいないような、残念なような気もします。
自分自身は意識したことはありませんでしたが、今思えばサイコロキャラメルの箱で遊んだ経験も「見えない」私にとっては何らかの助けになっていたのかもしれません。
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