たし算、ひき算
ほぼ全てと言っていいほどの子どもはひき算よりたし算の方が好きで簡単に感じるようです。
それは教室を始めてからずっと感じていることですし、子どもに限ったことではないのかもしれません。
今日は欠席振替でレッスンがあったのですが、100までのたし算はさほど苦労せずクリアした1年生さんがひき算になると反応が随分鈍くなりました。
昨日レッスンがあった子も、その子は今20までのたす、ひくの学習中なのですが、たし算は思った以上に反応がよかった一方でひき算になると、17-10や13-10のように10をひくだけの問題でもすんなりとはいきませんでした。
私は海外に行ったこともほとんどないのですが、若い頃海外の空港の免税店でお釣りを返してくれる店員さんが、物の値段からたし算をして行ってお釣りを返してくれたことがあり、そういうお釣りの返し方をする人が結構いるという話も聞きました。(日本円で言えば、550円の買い物をして1000円を出したら、550円から、650円、750円、850円、950円、1000円というような感じで450円分のお釣りを返す感じでしょうか。)
だとすると、多くの人間にとってひき算の方が難しいということなのだろうと思いますが、それはなぜなのかなぁと、実は随分前から不思議に思っています。算数に限らず何かが減っていくというのは不安や恐怖など、ネガティブなイメージが伴うことが多いので、遺伝子レベルで何かあるのかなぁ?と思ったりもしますが、どうなんでしょう?
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