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2020年7月11日 (土)

気づかなかった

春から(といっても新型コロナの影響で継続してレッスンさせてもらえるようになってからはまだ日が浅いですが)来てくれている1年生さんは女の子としてはかなり数に関するセンスが感じられる、よくできる子だと感じていて、20までの足す引くもちろん、100までの足す引くまでも全く苦労することなくスムーズにクリアしたので、この様子だと時計も読めるんだろうなと思いながら、時計と時刻、時間の学習に進んだところ、やはり「時計読める。練習してる。」との返事だったので、何時や何時半などはさらっと済ませ、何時前、何時過ぎ、何時何分などの問題も特に問題なく進めていたのですが、前回も今回も、お母さまがまだレッスン時間がかなり残っているのに来られ、お迎えの時間??と時計を見て、まだまだ時間があることを確認し、そのままレッスンを続けていました。

すると、レッスンの終わりに、お母さまが、彼女が時計が難しくて、レッスンの時に教室にいてほしいと言っていることを教えてくださいました。
私からすると、十分できていて、そもそも時計や時間は結構面倒で難しいものなので、それを聞いて驚いたのですが、一緒にレッスンするようになって以降、その子はどの問題もほぼあっさり理解してきていたようなので、そうはいかない感じが「難しい!!」とより強く感じてしまったのかもしれません。

私自身、子どもの頃から失敗することが嫌で、失敗しそうなことは極力避けて通る、どうしても避けられない場合はできる最大限の準備をするような性質で、そういう意味ではできそうなことしかしないので、「なんでもできる子」と思われていた時期もありましたが、努力してもうまくできなかったものに対してはずっと苦手意識を持って、再度挑戦しようとはなかなか思えないところがあるので、子ども達の中にもそういうタイプの子がいるかもしれません。

時計や時間は大人でも面倒だし難しいのだという話はしましたが、今後のレッスンで苦手意識を作ってしまわないよう気をつけなくてはと思いました。

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