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2020年6月26日 (金)

気を付けなくては…。

子ども達がまだ私とのレッスンにあまり慣れていない間は、その子の考えるペースや考える力の程度などを慎重に見ながら、どのタイミングでどんな声掛けをするか考えますが、子ども達が慣れてくると、つい普段のその子が基準になってしまって、このぐらいはできるはず、これは助けなくても大丈夫だろうと思って見ているのに、なぜかおかしなことをしているようなときに、つい、疲れているのか、その日不調なのかとすぐ考えてしまいがちです。

しかし、今日のレッスンで、まあ実際のところ普段のその子に比べると不調だったのは確かだと思いますが、ベテランの高学年さんが速さに関する問題を解くのに、全体が840mで、私は駅から、お母さんは家から出発し、駅から350mの地点で出会ったという問題を図にしようとして、線分図を描いて全体に840mと書いた後、なぜか手が止まり、じっと真ん中あたりを見つめ動かずにいました。

眠いのかな?何か勘違いしているのかな?と思って見ていたところ、おもむろに真ん中あたりに印をし、更にはその半分(4分の1のあたり)に印をして210と書いているので、何をおかしなことをしているんだろう?と思って(何か勘違いをしているものだと思い込んで)「何書いてるの?なんで210mが出てくるの?」と声をかけてしまったところ、「え?350mがどのへんか分からへんから…」との答えが返ってきました。

(!!!!)内心びっくりして、そんなことする必要はないんだけどという言葉を一旦飲み込んで「そう、じゃあ待っとくからどうぞ」と言ってしばらく様子を見ていました。やはり何かおかしかったようで、350mの位置が決まってもまだ解決しなかったので、その後助け舟は出しましたが、少なくとも今日のその子には、図が適当でも構わないという発想はなかったということなのだなと知り、また、もしかするとまだ小学生なので、図を描くならきちんとしたバランスで描かなければならないと思っているか、まだ完全に抽象思考には移行できておらず、できるだけ正確な図を描かなければ意味がわかりづらいのか、そういう可能性もあるのだなと気づかされました。

普段よくできる子なので尚更気づかなかったのですが、ベテランの子であっても子どもですから、自分の感覚で決めつけないように気を付けなくてはと思いました。

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