休校延長
神戸市は6日まで発表がないようですが、東京、大阪や兵庫県などは既に休校期間の延長が発表されたようですね。
神戸市でも私学などでは既に発表になっているところもあるようですし、今の状況から見ると、休校解除は学校側の負担、保護者の負担が一層大きくなるのではないかという心配も否めません。
その一方で、日々の課題などもないままに休校だけが延びていくことにも大きな不安を感じています。
私自身、機械全般に疎く、テレビ電話の類も数えるぐらいしか使ったことがないので、もし私がもっとそういうことに長けていたら、教室まで来ることは躊躇うものの、レッスンは受けたいというご希望のご家庭に何らかの形で対応できるのではないかともどかしく思っていますが、さすがに公的な教育機関は早急にそれらの対策を取る必要があるのではないかと思います。
特に、現状だと全国的に見て、休校解除になる高校と延長になる高校があった場合、大学入試の時期が移動することは今のところないでしょうから、授業が受けられずに1~2ヶ月を過ごす子達と、授業が受けられる子達との差ができるのは気になりますし、こういう場合、経済的な余裕がないご家庭のお子さんほど大きな影響を受けることになるのだろうと思います。
塾や予備校に行く余裕がない子達にとって、更なる教育格差ができてしまわないようなんとか対応を考えるのは、行政がすべきことなのだろうと思います。(それはもちろん、小中学生にとっても言えることですが。)
神戸市がどういう選択をするのかわかりませんが、医療崩壊は絶対に避けねばなりませんから、在宅で課題に取り組める環境を早急に整えて、休校を延長するのが本来望ましい選択なのだろうと思います。もしそういうことができれば、平時も病気で長期のお休みをしなくてはいけない子や、ななかの理由で学校に行けずにいる学びたい子達を救うこともできるのではないかと思うので、これをいい機会だととらえて、国や地方自治体が真剣に考えてくれたらいいのにと思います。
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