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2020年3月23日 (月)

確かにそう思う

今日Twitterでたまたま目に留まったツイートがあります。
ツイート主は「たけださん」という方で、大学院博士課程の院生さんのようなのですが、これはきっとその通りだ!と思うツイートでした。

引用させて頂くと「勉強がつまらないと感じるのは多くの場合、それ以前の基礎が抜けていて、分からないから退屈で面倒でつまらないと感じるのです。分かることっていうのは何だかんだである程度楽しめるものなのです。低学年でサボるということは高学年になって専門的な内容を楽しむ自分を殺すことです。」というものでした。

この方のいう「低学年」「高学年」が一般的な小学校の児童のことを言っているのではないような気がしますが(Twitterの字数制限で端折っていて、小中学校などの勉強をサボると、高校大学でぐらいの意味かなぁと思いますが)中でも「分かるっていうのは何だかんだである程度楽しめるものなのです。」というところは、絶対にそうだと思うのです。

楽しいと感じるかどうかは別として、少なくともイヤだ、やりたくないとまでは思わない、拒否反応は出ない、そんな気がします。
また、「サボる」というのも、小さい頃からがりがり勉強をしなくてはいけないという意味ではなく、「基礎をきちんと理解して積み上げること」をサボると後々楽しめなくなるというニュアンスなのではと思いますが、このツイートはとても大事なことをコンパクトにまとめて書いておられるように思います。

子どもたちを見ていると、もちろんみんなが算数が好きなわけではなく、苦手な子、とても苦戦している子などもいるのですが、どんな子も自分で考えられる問題を前にすると、イヤな表情にはなりません。好き嫌いはできるできないと直結しないので、できてもキライな子、できなくても好きな子というのはいますが、意味が分かるもの、考えられるものについて考えることに拒否反応を示した子は、これまであまり記憶にありません。

小さいうちに意味を理解せずに答えだけは出せるようになるような勉強を続けていくと、行きつく先は恐らく「勉強はつまらない」なのではないかなと思います。つまらないけど、仕方なしにするというスタンスで大学4年間なり6年間を過ごすのはあまりにも無駄で勿体ないことではないかと。そう思います。

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