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2020年2月12日 (水)

難しいよね。

私は自分が中学、高校の頃、順列組合せの類がかなり苦手だったので(中学レベルで全て書き出すようなものはできていましたが。)教室で中学生たちとその単元を学習することになると、子どもが難しく感じるポイント、勘違いするポイントなどが結構わかります。
ある意味それは「できなかった」ことによる恩恵なのかもしれないなと思います。

例えば、袋の中に赤玉3個と白玉5個が入っていて、そこから同時に2個取り出すときに両方が赤玉である確率というような問題であれば、私の頭に思い浮ぶものは、見分けのつかない赤玉3個と白玉5個なので、取り出す組合せとしては(赤・赤)(赤・白)(白・白)の3通りしかなく、そのうち赤玉2個は1通りなので「3分の1」というような考え方をしてしまいがちでした。

これまで何度も書いていますが、私は塾などに行ったことがなかったので、学校で習うことが全てで(あとはせいぜい通信教材や参考書などを見るぐらいしか手立てがなくて)そのモヤモヤはなかなか晴らしてもらえぬまま、苦手意識だけを残し、大人になりました。

今の仕事をし始めてからは、解き方だけ理解して教えるということができなくなりましたので、自分がきちんと意味を理解せねばなりません。
そのため、なんでも考えるようになった結果、先ほどの問題は赤にも赤1、赤2、赤3と番号があり、白にもそれぞれ番号があると考えるだけで、全く難しくないのだとわかりました。(もしかしたら、そんな風に習ったのかもしれませんが、残念ながら中学、高校時代にはそこまできちんと考えることはなかったもので、なんとなく分かった気になっただけで曖昧なままだったのでしょう…。)

これに限らず、自分が難しかったこと、苦手だったことは、どういうところが難しく感じるかということがわかるので、子どもが困っていてもどんな手助けをすればいいかが思いつきやすいですし、自分にとっては難しかったものを子どもが軽々と解いてしまえば(空間図形などではありがち…。)、素直に「すごいねぇ」と言えますので、「得意でない」ということがプラスになることもあるんだなぁと思います。

今回の期末テストでは順列組合せの類の問題が試験範囲になる中学生がいるのですが、やはり昔の私が引っかかったところに引っかかることも少なくなく、自分がすっきり理解できた考え方を伝えると「ああ!」と言ってくれることも多いので、なんとか苦手意識を持たずに乗り切ってもらえるといいなと思います。

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