楽しそうで嬉しい
レッスンでは、実際に何かを使って実感してもらうことがよくありますが、今日のレッスンではひとりは折り紙などを折って切り、色々な分数の学習をしました。
元々工作などが大好きな子なので、とても楽しそうに紙を折り、8分の1や16分の1だと、「どう折ったらいいかなぁ?」と考えながらも終始笑顔。そうやって楽しく学んだことは恐らく記憶にも残りやすく、仮に忘れたと思っても、あのとき色々折り紙折ったよね?などと言えば、思い出しやすくもなりますので、見ていて私も嬉しくなります。
また別のレッスンでは、平行と垂直を学習し、三角定規を2つ使って平行や垂直を描いてもらうところで、教材ではまずはノーヒントで考えてもらうところから始め、それが無理ならヒント1、それでも無理ならヒント2…とヒントをいくつか書いてあるので、ヒント部分は隠してプリントを渡しました。
しばらく考えていましたが、時間の都合上、ヒント1とヒント2を見てもらったところ、思いつきました。
そして、三角定規をスライドさせる動きに対して、「面白い!エレベーターみたい!」とニコニコして、何回でも喜んで描いてくれました。
もちろん、これに関しては、描き方を説明して描かせても、動きとしては「エレベーターみたい」になりますので、その子はどちらにしても楽しいと感じてくれたかもしれませんが、最初から教えられると、大抵の場合忘れるのも速いので、まず自分で試行錯誤した上で楽しいと感じてもらえたのはある意味「最強」の学び方だったかもしれません。
こんな風に、実際にものを使って手を動かし、楽しいと感じてもらえる機会を少しでも多く作れたらいいなと思います。
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