« 連休最終日 | トップページ | 嬉しい言葉 »

2020年1月 5日 (日)

ギフテッド

冬休みだけ何度かレッスンをさせてもらうことになった3年生さんは恐らく「ギフテッド」といわれる子なのだろうなと思いながら見ています。
うまく説明できませんが、数字を見るとその瞬間に何かが頭に浮かび、あっという間に答えに辿り着くような、すごいものを目の当たりにしているなと、驚かされっぱなしです。

これまでにも何人かそんな風に感じる子がいましたが、そういう子達は例外なく、算数を勉強ととらえていなくて、ゲームか何かで遊んでいるような、とにかく「楽しいからもっとやりたい」という気持ちに突き動かされている印象があります。
過去にいた何人かのうちの一人は、親が教えていないのに、自分でキッズ用の算数問題にインターネットで取り組み始め、学年より遥か先までどんどん進んでいたとか、小さい頃好きだった「おもちゃ」が電卓だったとか、そういう話も聞きましたし、別の子は、国語などほかの教科は間違ってもわからなくても全く気にしない様子なのに、算数だけは解けない問題があると泣き出すこともあったり、とにかく絶対解かないと気持ちがおさまらないというような子もいました。

誰かに強制されているわけではありませんから、どんどん吸収していくような印象で、元々高い能力が備わっている上に磨きをかけていくので、一体将来はどんな大人になるのかなぁと楽しみに思っていました。

今回一緒にレッスンさせてもらった3年生さんは、入試問題が集められた算数の問題集を見て目を輝かせ、お母様に「これ買って!」とお願いしていましたが、まるでマンガの本や興味があるものの図鑑でも欲しがるような感じで、その子にとっては算数はそんなにも楽しくて魅力的なものなのだなぁと感心しました。

過去、抜群に算数ができたお子さんはみんな中学受験をされましたが、能力的に突き抜けている子達は受験をして、難関校と言われるような学校に進学した方が中学校生活がきっと楽しいだろうなとも思います。

それにしても、私には全く想像のつかない世界なので、そういう子に出会うたび、羨ましいなぁ、ちょっとの時間でいいから、その脳の動きを体感してみたいなぁと思います。

|

« 連休最終日 | トップページ | 嬉しい言葉 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 連休最終日 | トップページ | 嬉しい言葉 »