楽しそうな顔
私と一緒にレッスンをする以前に、よその教室で分数のたし算やひき算は習ったことがあるという低学年さんと、先日から分数の学習をし始めました。
初めは折り紙や紙テープなどを使って色々な分数を折って、切り取ってもらったり、その後は図に色を塗ってもらったり、図を見ながら分数に表してもらったりということをした後、真分数・帯分数・仮分数の学習をすることになりました。
その中で、15/5のように、約分すると整数になるようなものを混ぜておいたのですが、ちょうど1になるものは比較的すぐ気付いたものの、2以上になるものは初めは気づいていない様子でした。
そこで、「色を塗ったところがちょうど2枚分とか3枚分とかになりそうなのない?」と尋ねてみたところ、少し頭に何か思い浮かべるような仕草をした後、ぱぁっと表情が明るくなって「あ!これ2枚分や!」「あ、これ5枚や!」などと何とも楽しそうに整数になるものを見つけていってくれました。
約分を知らなくても、大きさや量のイメージがあれば、こういうことも十分できるのだなと思うとともに、そうやって思い浮かべられるときはほとんどの子がニコニコ楽しそうにしてくれることをとても嬉しく思います。
| 固定リンク
« 少し不安に思うこと | トップページ | 1月最終日 »
コメント