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2019年12月18日 (水)

寂しいけれど嬉しい

先日、早々と志望校合格を決めた中3の子に今後どうするかおうちの方とも相談してもらった結果、年内でお別れすることになりました。
その子は春から県外の高校で寮生活をすることになるのですが、それまでに自分で数学も学べるように練習をしたいということと、自分が興味のあることを学ぶために選んだ高校ですので、その興味のあることについての勉強を始めたいということが主な理由とのことで、寂しいながらもとても嬉しい気持ちにもなりました。

この仕事はどれだけその子のことが好きでも、必ずお別れの時が来ます。中3の彼女とは長くても3月でお別れはわかっていましたので、それが3か月前倒しになっただけとも言えます。
卒業に合わせてのお別れは「本人がよく考えての決断」ではありませんが、今回は続けようと思えばあと3か月続けられる状況で、本人は教室のことは気に入ってくれていたにも関わらず、高校生活では塾などに通うことができなくなることを見越して、自ら学べるようになろうと決め、更には自分が学びたいことを入学より前に学び始めたいと思っての決断は、「物事をしっかり考えられる人になってほしい」という思いで教室をしている私には、ある意味でこれ以上ないぐらい嬉しい決断でもあるのです。

その子とのレッスンはあと1回を残すのみとなりましたが、今後のますますの成長を楽しみにしていようと思います。

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