謎の現象
天才系のユニークな1年生さんがいます。
明るい元気な子なのですが、結構ナイーブな面もあって、思いがけないタイミングで泣き出してしまうことも。
今週のレッスンでも色々不思議な出来事がありました。たし算の筆算をしたのですが、教室の子達は筆算をするまでに暗算で3桁同士、4桁同士ぐらいまでできるようになっているので、2桁同士はさっさと上の位から答えを書いてしまいますし、3桁でも、更に桁が増えても上の位から書き続けた子も過去にはいます。
その子も2桁、3桁ぐらいは上の位からスイスイ解いていたのですが、4桁同士になったら少し難しそうにしていたので、そのタイミングで本来筆算は下の位から計算していくということを、1年生でもわかるように伝え、1問やってみせて、同じようにやってもらおうとしたのですが、なぜかどうしてもそれがぴんと来ない様子で、本来できていた簡単な計算まで混乱し始めました。
このままではまた泣かれてしまうと思い、「できるところからしていいよ。大きい方からしたかったらそれでもいいし。」というと、1問は上の位から答えを書いて正解。次は下の位からやってまたおかしくなり、分かってもらえるよう色々手を尽くしたものの「あ!」という反応はなし。
これは今日は無理かも…と思っていたところ、動き出したかと思えば、残っていた1問を下の位から普通に解きました。…なんでや。(汗)
その後、筆算はひとまずそこまでにして、縦と横の目盛りを使って位置を表すような問題をしてもらったところ、例を挙げて1つ説明しただけで、その問題はスイスイ解き始めました。そして、問題が変わって一度説明が必要だったものの、それ以外はノーミスでスラスラ解いていたというのに、なぜか最後の1問で突如おかしな答えを書き、今度はそこからまたなかなか抜け出せなくなりました。
それをどうにか抜け出した後も、更にもう一度別のことで「へ?なんで??」と思わず笑ってしまうような反応が。
このユニークな子がこの先どんな子に成長していくのか楽しみです。
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