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2019年10月22日 (火)

引き続きモヤモヤ…。

私はこの仕事で生活をしていますし、今の時代、お金がなければ暮らしていけないこともよくわかっていますが(そして、もちろんあるに越したことはないと思いますが)、自分で教室を始めたときからずっと、この仕事はお金のため、生活のためにしているという感覚はありません。
もし仮に、一生暮らすのに困らないだけのお金があったとしたら、それでもきっとこの仕事を続けるだろうと思います。

ですから、子どもに対して大人の都合であったり、お金儲けの道具的なことをされるのは本当に腹が立ちます。
自分の能力が足りず期待に応えられないということは私もまだまだたくさんありますが、そうではなく、「子供騙し」的な対応で子どもと向き合う塾や教室の話を聞くと、つい怒り覚えてしまいます…。

特に、幼い子達はまだ可能性のかたまりで、大人がどんな風に導いてあげるか、どんな指導をするかはとてもとても重要です。
5までの数がきちんと理解できていなさそうな子に、カリキュラムだからと10までの数の学習をさせることにどんな意味があるのでしょう?
もちろん、小学校に上がってからだと、学校の授業の進度なども関係してきますが、幼児の間はそういうことを気にしなくてもいい貴重な時期なのに、土台ができていないまま上に何かを積もうとするのは本当にやめて頂きたい。
そんな勉強をして、子どもが楽しいと感じられるはずもなく、楽しくもない勉強を就学前からさせる意味がどこにあるのか、私にはよくわかりません。

まだお勉強しなくてもいいような子に対して勉強を教え、それでお金を頂くからには、きちんと子どものことを見てあげてほしい。
そんな当たり前のことさえしてもらえていないように感じるお話をこのところ色々な方から伺って、またモヤモヤしています。

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