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2019年10月18日 (金)

「エア」教具

教室では、特に小さい子たちと新しいことを学習するときには、初めに積み木やタイル、おはじきなど、教具を使うことが多いのですが、そうして学んでいる子たちとは、慣れてくると教具なしでもあるようなやり取りができるようになります。

例えば、今日のレッスンでも、先週から2桁ひく2桁の学習を始めた子が繰り下がりがあるものについて少しもやもやしているようだと感じることがありました。
そこで、実際に積み木は並べずに、台だけを置き、「28取るんだったら、初めにどこのけるんだったっけ?」と尋ねると、少し上を見上げつつ、「25のとこ」と答え、「それであと何を取るんだった?」というと、また頭の中を見るような様子を見せた後「あと3個」と言って、きちんと答えを書きました。
そのやり取りを二、三度したら、どう考えるのだったか迷わなくなったようで、穏やかな顔で問題に取り組み始めたのですが、これは初めに具体物を使っていることで、数を思い浮かべることができるというのが大きいだろうと思います。
そして、きちんと具体物を見て、触って、考えた子達は、具体物がない状態でもそれをイメージさせるような声掛けをすると多くの場合、きちんと話が通じます。
仮にそれで話が通じない場合は、まだ具体物を使っての経験が足りないとも考えられるので、計算の仕方や考え方を説明するのではなく、その子が安心するまで具体物を使って考えてもらうのも大事なのではないかと思います。

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