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2019年9月21日 (土)

イメージできるかどうか

算数の問題の多くは、その問題に書かれていることがイメージできるかどうかによって、考えられるかどうかが決まってくるように思います。
当然ですが、問題を読んでもイメージできなければ、それ以上考えることはできませんから、出てきている数字を使ってなんらかの計算をすることになります。

大人が見たらそんなのすぐわかるのでは?と思うようなものでも、子どもにとっては難しいというものもありますし、子ども達の個人差もあります。例えば、1Lの重さが0.96㎏の油4.5L分の重さはという問題を、まだ小数にあまり慣れていない段階の子達に考えてもらう場合、何をしていいか止まってしまう子にも「わからない」に違いがあります。

例えば、1Lの重さが2㎏の油3L分の重さと聞かれれば2×3とすぐわかる子。
1Lの重さが0.96㎏の油4L(油の量が整数)であれば0.96×4とすぐわかる子。
そもそも何をしていいのか全くわからない子。

ざっと挙げてもこのように「わからない」程度が異なります。
もちろん、重さとかさはたしたり引いたりできませんので、0.96と4.5は掛けるか割るかしかありませんし、1Lより4.5Lの方が重さは重くなるとわかれば、掛け算をすることもわかりますので、そういう風に考えて解ける子もいますが、この問題がイメージできる子の中には何も教えなくても0.96×4に0.96の半分を足して答えを出したりする子がいます。
その解き方をする子達の頭の中には1Lのます4杯分とあと半分のイメージができているのだろうと思います。

このように、どう考えたら解けるかな、何を聞かれているのかなと、問題を自分なりに消化して、頭で思い浮かべるなり、紙に書き表すなりすることができれば、算数が嫌いになることは少ないのではないかと思いますし、むしろ覚えることが少なくて済む教科でもありますから、算数が好き、楽しいと感じる子も多いように感じています。

イメージできるから好きということももちろんありますが、算数が苦手な子は、遠回りに思えても、何よりまず少しずつでも自分でイメージできるようになることを目指すのが、学年が上がるにつれ役立っていくことが増えるのではないかと思います。

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