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2019年9月27日 (金)

う~ん…。

子ども達は普段よくできる子でも、疲れていたり、心配事があったりすると(もしくは理由はよくわからなくても)驚くほど不調になることもあります。
今日のレッスンでも、来たときは元気で目にも力があり、いつになく字も丁寧にきれいに書いていた子が、途中で突然スイッチオフ。
どんな風に声をかけても聞こえていない様子で、ある問題で完全にストップしてしまいました。

多少難しい問題ではあったのですが、おはじきを何人かの子に5個ずつ配ったら5個余り、7個ずつ配ったら17個足りないのであれば、子どもは何人でおはじきは何個かというものを、問題を読みながら図を描いて見せました。
普段のその子なら、その絵を見たらすぐ気付いて解いてくれるだろうと思ったのですが、全く動き出さないので、色々声掛けをしても反応なし。
何もイメージできていなさそうだなと思い、「自分が配り係で、周りの子達に5個ずつ配っていったら5個余ったから、もう2個ずつ配っていったってことよ?」などと声掛けしたものの目は力のないまま。

「5個余ったから配ったけど、17個足りなかったのよね?だったら、何個余ってたらちょうど配れたかわかる?」と尋ねても無反応。
問いの意味がわかっていないのかなと、「もし5個余っていたので、もう2個ずつ配ったら1個足りなかったんだったら、何個あったらちょうど配れたの?」と尋ねると「6個」と。なんだ、それが答えられるんなら、切れてたスイッチ入ったかな?と思ったのですが、結局どれだけ待っても「22個」という答えは出ず、時間も過ぎていたので今日はそこまでにしました。

1個足りないのであれば6個とすぐ答えられ、その子にとって5+17は全く難しくない計算でもあるのに、どうして足りない数が17個だとその分を増やしたら足りるというところに思い至ってくれなかったのか…。
運動会の練習などで疲れていたそうなので、次回、な~んや、そういうことかと言ってくれるといいのですが。

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