嬉しかったこと。
今日のレッスンで少し嬉しいことがありました。
1年生から来てくれている子なのですが、当初、形合わせなどの課題がかなり苦手で、ハサミを使うのもぎこちない状態でした。図形が苦手そうだと感じたので、積極的に取り組んでもらうようおうちの方にもお願いし、1年生には基本的に出さない、紙を切って折ったり、貼ったりして何かを作る宿題も出すようにしました。
ですが、初めは宿題にされたから嫌々やっているのが分かる状態で全く楽しくないようでしたし、ハサミで切った後もガタガタ、折り目も点線からかなりズレているようなことも。それが、しばらく続けてもらっていると、作ったものを見せてくれるときの感じが少し変わり始め、切り口や折り目も随分綺麗になってきて、レッスン自体でも変化を感じるようになってきていました。
使っていた工作の教材が今回で最後だったので、もう終わりにしていいかなと思って本人に尋ねたところ、初めはあんなにめんどくさそうだった子が、まだやりたいと言いました。紙工作や折り紙を楽しいと思えるようになることなど、勉強には関係ないと思われるかもしれませんが、指先をしっかり使えることはとても大事なことですし、組み立てて何か立体的なものを作る経験も、図形が苦手な子には恐らく役に立つと思います。
レゴなどもいいと思いますが、切る、折るなどの作業はないと思いますので、小さいうちに是非積極的に取り入れてもらえたらと思います。
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