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2019年8月27日 (火)

数多くさせることの意味

教室では基本的に問題をたくさん解いて身に着けさせるという方法を取りませんので、計算問題だけのプリントでも、本人が全部やりたいと言わない限りよほどでなければ全問解かせることはありません。

小学生の百字の宿題などで同じ漢字をたくさん書くような場合、例えば部首だけを先に全部書き、次につくりばかりを書くなど、手早く済ませられる方法を考えることはあっても、たくさん書かなくてはいけないと1文字1文字丁寧に書こうとはなかなか思えないものではないかと思います。
また、そんな書き方をしていると、結局はたくさん書いても漢字を覚えていないというようなことも珍しくありません。

機械的処理をすると印象に残りづらいので、数をこなしても身に付きづらい。であれば、たとえば10回書く代わりに1回だけ画用紙いっぱいに丁寧に大きく書く方が覚えられる可能性は高いかもしれません。

それと同じように、算数でも問題を解かせる際、例えば1L=10dLという問題の下に2L= 5L=…などと同様の問題が並んでいれば、ルールに気づいた子は機械的に20、50…と書いてしまうので、結局はあまり印象に残っていないということもあります。

そういう意味では、よほど好きでたくさんやりたいという子以外は、数を減らす代わりに丁寧に、自分で本当に理解できるよう問題に向き合うことの方が結果的に頭に残る、身につくということは多々あるのではないかと思います。

計算が速いと目で見てわかりやすいので、ついつい大人は褒めがちですが、小さいうちは特に速いことを褒めるのではなく、難しい問題などをじっくり考えることができた、教えられなくても自ら考えて解けた、そういうことをより評価してあげてほしいと思います。

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