久々に…。
今日のレッスンである高学年の子がある話の流れで「女の先生きらいやねん!」と言いました。その子はすぐその後ハッとして「あ、先生のことちゃうで、先生のことは好きやから!」と言ってくれたのですが、このやりとりで懐かしい記憶が蘇りました。
まだ塾講師だった頃ですので、もしかすると20年ぐらい前なのかもしれませんが、そのときは中学生の男の子。勤めていた塾は元教員だった女性の個人塾で、講師も女性が多かったのですが、その中にかなり香水のきつい英語の先生がいました。話を聞いていると主にその先生のことを言っているようではありましたが、「俺、女の先生イヤやねん。」と本当に嫌そうに私に愚痴を言いました。でも、その子は何も気づいていない様子だったので(そして、私も今よりは随分若かったので、私も含まれているのかどうかちょっと心配にもなったので)「ふ~ん、女の先生イヤなんかぁ」と言うと、そこでようやくハッとして「あ、先生は別、先生はええねん。」と。
そのときも今回もその子達が言う「女の先生」に自分が含まれていないであろうことはわかっていましたが、それとは別に、私は子ども達にも女扱いされていないのか?という微かな切なさが…。(苦笑)
まあ、実際、自分でもおばちゃんというよりおっさん化している感が否めない今日この頃ですが、子ども達にもそれが伝わっているようです。
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